くらし 認知症にやさしいまちSAKAI月間
- 1/17
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府堺市北区
- 広報紙名 : 堺市北区広報紙 2025年9月号
■正しく知ろう!認知症の症状
(1)脳の病気
▼細胞が壊れる
▼働きが悪くなる
↓
(2)基本症状〈改善が難しい〉
▼記憶障害
▼見当識障害
▼理解・判断力の低下
▼実行機能障害
↓
(3)行動・心理症状〈改善できる〉
▼不安
▼焦燥
▼うつ状態
▼幻覚・幻聴
▼徘徊
▼興奮など
認知症とは、脳の細胞が壊れたり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことです。
認知症の症状には、周囲の人の心掛けで改善できる部分と改善が難しい部分があります。
■認知症の方と接する時の心得
大切な3つの”ない”
▼驚かせない
▼急がせない
▼自尊心を傷つけない
あせらず、一歩ずつ!
ロバ隊長
3つのポイントを大切にしながら、ゆとりを持って優しく接しましょう。
また、全てやってあげるのではなく、自力でできることは本人に任せることも大切です。
一人で悩まずお気軽にご相談ください!
■〈ご高齢の方の総合相談窓口〉北基幹型包括支援センター
【電話】258-6886
【FAX】258-8010
ご高齢(65歳以上)の方が安心して暮らせるよう、社会福祉士、主任ケアマネジャー、保健師などのスタッフがそれぞれの専門性を生かしながら総合的な支援を行っています。
例えば
認知症当事者の交流会ってあるの?
介護サービスを受けるには?
成年後見制度って何?
〈お近くの地域包括支援センターもご利用ください〉
■早期発見・早期治療が大切です
◇認知症の初期症状の一例
▽人や物の名前が出てこない
▽財布などを盗まれたと言う
▽時間や場所の感覚が不確かになった
▽慣れた場所で道に迷った
症状が軽い段階から適切な治療やケアを受けることで、症状を軽減したり進行を遅らせたりできる場合がありますので、早めにかかりつけ医などに相談しましょう。
■「認知症を支える方」のためのイベント
◇正しい知識と対応を学ぶ
(1)【基本編】認知症サポーター養成講座
日時:10月2日(木)13時30分~15時
対象:北区在住・在勤の方
◇認知症のご家族からリアルな話を聞く
(2)【応用編】認知症サポーターフォローアップ講座
日時:10月1日(水)13時30分~15時
対象:認知症サポーター養成講座を受講したことがある方
※未受講の方も参加可能ですが、後日認知症サポーター養成講座の受講をお勧めします
◇認知症・介護などの気になることをおしゃべり
(3)ほっとしよう(認知症家族の交流会)
日時:9月19日(金)13時30分~15時
対象:北区在住の認知症家族・本人・支援者
場所:(1)~(3)いずれも北区役所1階大会議室
要申込:(1)~(3)いずれも電話かFAXで北基幹型包括支援センター(上)へ。先着順
■「認知症当事者」のためのイベント
◇カフェでゆったりと交流・情報交換 堺ぬくもりカフェ
日時:9月19日(金)13時30分~15時
場所:べっていカフェ(北区長曽根町715)
10月広報でお知らせ!
つながりミーティング(当事者同士の交流会)も!
問合せ:べっていカフェ
【電話】259-0010
認知症予防にもなる体操や脳トレを行う
「ここから会」へのインタビュー→本紙3面北区部