くらし みんなで取り組む総合計画

「『だったらいいな』を叶えるいけだ」をキャッチフレーズとして5年度からスタートした「第7次池田市総合計画」では計16の施策を推進しています。その施策の中から毎号1つ取り上げ紹介します。
総合計画をもっと知って、あなたも一緒にまちづくりに参加しませんか?

■今月紹介する施策は…道路・公共交通の充実
◆9年度までにめざす姿
人と環境にやさしいユニバーサルな道路・交通体系が様々な都市施設間を便利に結んでおり、誰もが安心して快適に移動できる。

◆都市整備部交通道路課
野瀬技師が紹介します

当課では交通安全教室や駅周辺の放置自転車対策、公共交通やバリアフリーなどの交通施策、通学路の安全対策工事や道路・橋梁(きょうりょう)などの計画的な整備工事を行う道路整備に関する業務に取り組んでいます。
その中でも、私は安全な道路空間を確保するため、歩道改良工事や通学路安全対策の設計および工事管理、誰もが安心して移動できるバリアフリー化に関する業務を担当しています。

◇みんなで考えるバリアフリー
全ての人が安心して快適に移動できるように、高齢者や障がい者などの当事者を含めたタウンウオッチングを実施しました。約40人の方にご参加いただき、「バリアフリー基本構想」の見直しを行いました。
新たな基本構想は、ユニバーサルデザインに配慮した整備だけでは解決できない、当事者同士の壁や誤解について、「心のバリアフリー」の考えを基に相互理解を促進し、誰もが暮らし、訪れて「おもしろいまち」をめざすもので、各関係機関と密に連携を図りながら業務に取り組んでいきます。

◇快適さを実感できるように
誰もが安心して快適に移動できる「道路・公共交通の充実」の実現をめざし、通学路などの安全対策、道路や公共施設などのバリアフリー化を検討する際には、当事者や関係者のニーズに応えられるよう丁寧な意見の聞き取りを心掛けています。
公共交通については、鉄道や路線バス・タクシーに加え、シェアサイクルの実証実験に取り組むなど、さまざまな移動手段の確保を検討しています。また、路線バスの維持や確保を目的に、免許返納者や本市転入者に補助を行うなど利用促進の取り組みを進めています。

◇市民の皆さんへ
「道路・公共交通の充実」を図る上では、環境の整備だけでなく、皆さんの交通ルールへのご理解・ご協力が欠かせません。悲惨な事故を減らすため、交通ルールの順守・マナー向上を心掛けていきましょう。
また、公共交通機関の利用者の減少による、公共交通ネットワークの縮小を懸念しています。「公共交通を利用することは公共交通を守ることにつながる」という認識を持ち、環境や家計にやさしい公共交通を賢く、気軽に利用してください。

総合計画の全体版は市ホームページでご覧いただけます。
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問合せ:政策企画課
【電話】754・6213
ID…16315