その他 令和7年度の主な事業 「安心感をもって暮らすことができるまちづくり」をめざして(2)

[4]安全・安心を一人ひとりが考え、みんなでつくりあげるまち
■安全・安心で希望に満ちたまちを築く
旧市立図書館を、防災倉庫にリニューアルします。これまで分散していた備蓄物資を集約し、災害に強いクラウドシステムで一元管理します。さらに、体験コーナーを設置し、災害用備蓄物資の使い方を実際に体験しながら学べる新たな出前講座を展開します。
また、避難所開設訓練や情報伝達訓練、津波避難訓練などを継続して実施し、市民の皆さんの声を大切にしながら、改善を進めます。

■防災機能の向上とDX化
災害時に対策本部となる市庁舎の受発電設備と自家発電設備を更新し、防災機能を強化します。
また、市職員の罹災証明書発行作業をデジタル化し、内部の手続きを効率化することで迅速な住宅再建支援を図ります。

[5]みんなが住みよい環境が整っているまち
■ゼロカーボンシティに向け、緑化を推進
第3次環境基本計画と地球温暖化対策地域推進計画に基づき、市民・事業者・市が一体となり市内の緑化を含む環境保全活動を推進し、泉大津市地域環境基金を活用した補助事業を拡充します。

■特色ある公園づくり
新たに民間認定こども園を整備する東港公園内において、多様な市民ニーズに対応した特色ある公園づくりを行うため、リニューアル工事を行います。また、教育支援センターの解体・移転に伴い、隣接する戎町公園の再整備の実施設計を行います。さらに、穴師公園プールを撤去し、公園の出入口周辺の整備を行います。

[6]地域資源を活かしたにぎわいが生まれ、再生、発展するまち
■まちのにぎわいを創出
大阪・関西万博に国内外から多くの観光客が来阪することを見据え、本市へ誘客するための観光スポットの発掘・磨き上げを行い、周遊モデルコースを創出します。また、その魅力を市民やインフルエンサー(※)と連携して発信し、関係人口や交流人口を増やします。
※SNSなどを通じて情報発信し、多くの人に影響を与えている人

■プレミアムデジタル商品券を発行します
市民を対象に20%のプレミアムが付いたデジタル商品券を発行し、地域経済を活性化します。
また、地域活動の参加者に地域ポイントを付与することで、市民のまちづくりへの参加を促進します。

[7]新たな力を取り入れ、柔軟にアップグレードし続けるまち
■さらなるDX推進にむけた取り組み
市民サービス向上と業務の効率化のため、行政手続きのオンライン化を拡充し、その周知と利用促進を図るとともに、高齢者向けのスマホ教室を継続して実施することで安心して利用できる環境を整備します。さらに、投票率向上の方策の一つとして、図書館シープラ内に第2期日前投票所を試行的に設置します。

■官民連携による社会課題解決をめざして
これまで築いた官民連携の実績を活かし、新たな民間事業者との連携を図ります。また、多様な解決策を持つ民間事業者とのネットワークを活用し、複数の民間事業者を巻き込んだ“官民民”連携による、先進的な社会課題解決モデルを創出します。