健康 良好な睡眠

睡眠は身体の休息だけでなく、脳の休息のためにも大切なものです。体は横になるだけでも回復しますが、脳は眠らない限り休まりません。睡眠は体と心の健康を保つために欠かせないものです。
ところで、良好な睡眠を妨げる不眠は生活習慣を見直すだけである程度改善します。朝起きてすぐにカーテンを開け太陽の光を浴びることで、人間が本来持っている体内時計が正常に働きます。眠りに関係するのは「メラトニン」というホルモンで、起きてから14時間後(例:朝7時に起きると夜9時)くらいに脳内に出てきます。このホルモンの働きで自然な眠りにつながります。休みの日でも普段起きる時間より極端に遅くならないようにして、体内時計が狂わないようにしましょう。昼寝は午後3時までに15分程度にしましょう。
カフェインを含むコーヒーや緑茶などは夕方からは摂取を控えてください。お酒は睡眠の質を悪くするので、寝る前の飲酒はやめましょう。
生活習慣を改善しても眠れない、あるいは十分に眠っているはずなのに眠くてたまらないなどのことが続くようならかかりつけ医に相談してみてください。

問合せ:貝塚市医師会
【電話】072-423-4130