- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府和泉市
- 広報紙名 : 広報いずみ 令和7年3月号
3月は自殺対策強化月間
子どものこころの不調を和らげるために
今、大人の私たちができること
■子どもだって、悩みや不安を抱えています
コロナ禍以降全国的に自殺者数が増えている中で、子どもの自殺者数も増加しており、令和5年の小・中学生、高校生の自殺者数は全国で513人(警察庁より)となっています。
和泉市で行ったアンケートでは、3人に1人は10代以下で死にたいと思ったことがあり、小・中学生の3人に1人は自分のことが好きではないなど、自分自身のことが大切に思えない子どもも3割近くいる状況です。また、過去1年に悩みや不安を感じた子どもは約6割おり、自分のことが好きではないと感じている子どもほど悩みや不安を抱えやすい傾向があります。
◇子どもが成長するために必要なことを伝えるときのポイント
子どもが成長する中で関わる様ざまな大人の言動は、子どもの脳の発達に影響し、不適切な関わりが続くと、生涯にわたってこころの不調を抱えやすくなることが明らかになっています。
子ども自身が自分を好きだと思えるように、そして、こころの不調を抱える子どもを増やさないように、すべての大人に知ってもらいたいポイントを紹介します。
■子どものこころが健やかに育つまちをめざして
◇子どもの傷つき体験を減らすためにも、自分が大切で尊い存在だと実感できる環境に…
子どもが自分を大切で尊い存在だと思え、こころ健やかに育つまちづくりは、すべての大人の毎日の関わりからはじまります。
忍耐力をつけるため、困難を乗り越えさせるため、早く自立できるようにと思ってしていた行動が逆効果なこともあります。
子どもの傷つき体験を減らすためにも、子どもが抱える悩みや不安に気づき、耳を傾ける大人がまわりにいる環境をつくることが大切です。子どもの脳とこころがすくすく育つ子どもの向き合い方については、市ホームページ(二次元コード)で紹介しています。
※二次元コードは本紙をご参照ください。
育児教室・園庭開放情報はこちらから
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:保健福祉センター
【電話】57・6620