- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府和泉市
- 広報紙名 : 広報いずみ 令和7年7月号
■救急救命士の藤原健さんにお話を聞きました
◇救急車の出場件数が増加しています
現在、和泉市には5台の救急車が常時稼働しています(非常時には7台に)。平成15年には6,802件だった救急車の出場件数が、令和6年には11,213件となっています。そのうち熱中症での搬送件数は136件でした。
◇和泉市で唯一の熱中症アドバイザー
社会的に熱中症が大きく取り上げられていたので、視野を広げようと思い、熱中症について勉強をしました。自分の知識を深めるためもありますが、市民のために自分にできることがあればという思いで熱中症アドバイザーの資格を取得しました。
若い頃は今以上に体力もあり、がむしゃらに仕事に没頭していましたが、ある程度年齢を重ねてくると「もっとできることがあったのではないか」「あのあと患者さんはどのような経過になったのだろうか」などと心に思うことが増え、一つでも不安要素がなくなればという思いもありました。
和泉市では、熱中症アドバイザーの資格を取得した唯一の救急救命士です。
◇意識がない、手足が動かないときは救急車を
熱中症は毎年増加傾向にあります。
まず、「話せる、手足が動く(歩ける)、自分で水分補給できる」場合は、涼しい場所で休んで水分補給し、自身で病院に行くことができると思います。
しかし、「意識がない、手足が動かない」場合は、迷わず救急車を呼んでください。熱中症も疑われますが、他の疾病の場合もあります。すぐに「【電話】119」番に連絡してください。
■クーリングシェルター(指定暑熱避難施設) 10月22日(水)まで開放
クーリングシェルターとは、夏の猛暑対策の一環として、熱中症による重大な健康被害の発生を防止するため開設される、暑さを避けて一時的に休憩できる施設です。市内では、以下の施設を開放しています。
◇公共施設
市役所(1階マルチホール)、和泉シティプラザ(地下1階フリースペース)、北部リージョンセンター(2階ホワイエ)、南部リージョンセンター(1階ロビー)、観光おもてなし処和泉府中、総合福祉会館(1階エントランス)、北部総合福祉会館(1階受付奥談話室)、まなびのプラザ緑化センター(エントランス)、いずみの国歴史館(資料学習室)、信太山丘陵里山自然公園(管理棟)、生涯学習サポート館、青少年の家
◇民間施設
ダイエー光明池店(1階イートインスペース)
※施設の閉館日は、クーリングシェルターも閉鎖しています。詳しくは、二次元コードをご覧ください
※二次元コードは本紙をご参照ください。
クーリングシェルターは、のぼりが目印
問合せ:環境政策室
【電話】99・8121
問合せ:
保健福祉センター【電話】57・6620
消防本部【電話】41・0119