くらし 教えて 摂津市の上下水道事情(パート2 下水道編)

令和7年1月に、埼玉県において下水道管などの破損に起因すると考えられる大規模な道路陥没事故が発生し、市民や社会経済活動に大きな影響がありました。
この事故を踏まえて市が独自に実施した対策と、下水道管の老朽化に対する取り組みについて皆さまにお知らせします。

Q1 埼玉県で発生した事故を踏まえ、市は何か対策したの?
A 市職員による緊急点検や委託業者による詳細調査を行いました。その結果、下水道管の破損や道路陥没に繋がる異常は見つかりませんでした。

Q2 市の下水道管はどれくらい古いの?
A 令和6年度時点で標準耐用年数(50年)を経過した管路が約14km、30年を経過した管路を含めると約195kmと全体(約348km)の56%を占め、老朽化対策が課題となります。

「今後の老朽化の進展状況を考慮し、優先順位付けを行ったうえで、調査、修繕など適切な管理が必要となってくるんだ!」

Q3 市の下水道管の劣化対策はどうしているの?
A ストックマネジメント計画に基づき、点検用のTVカメラを用いて下水道内部の調査を行い、調査で発見されたひび割れの修復作業を進めています。
※ストックマネジメント計画とは、劣化や老朽化が進む下水道管の状態を効率的に管理し、修復や更新が必要な箇所を特定し、適切に対処するための計画です

Q4 道路の異常を見つけた場合どうしたらいいの?
A 市LINE公式アカウント「道路・公園・上下水破損情報」で報告をしてください。安全を確保したうえで、異常内容や正確な場所をLINEで伝えてください。ぜひ、安全な道路環境へのご協力をお願いします。
※電話や市窓口で報告することも可能です

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問い合わせ:下水道事業課