くらし 令和7年度 市政運営方針【概要】

今年の干支である「巳年」には、脱皮を繰り返し大きくなる蛇のように「再生と成長」の意味が込められています。本市においても、「第六次藤井寺市総合計画」に掲げられた、まちの将来像である「~人と歴史が活きる未来へ~ 笑顔と活気に満ちた快適なまち ふじいでら」の実現に向けて、飛躍する一年にしたいと考えます。
今年の4月には大阪・関西万博が「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催されます。万博は、人類が直面する課題解決のために、様々な先端技術が披露される意義深いものであり、大阪に多くの方が訪れます。この絶好の機会を捉え、市民、団体、事業者の皆様と一体となり、大阪ウィークなどの催しに参画します。世界遺産を擁する本市の歴史文化や魅力を発信し、誘客、にぎわいの創出、地域の活性化へとつなげたいとの思いが漲(みなぎ)ります。
社会情勢に目を転じると、急激なエネルギー・食料品価格等の物価高騰が続いており、市民生活に大きな影響を与えています。この状況に対処するため、令和7年度も、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、住民税非課税世帯に加え住民税の均等割のみ課税世帯を対象とする給付金事業をはじめ、市立小中学校の給食費の一部助成、市民の生活支援と事業者への経済波及効果をもたらす商品券事業などを実施します。
一方、厳しい財政状況を踏まえ、今後の市政運営にあたっては、限られた資源と資産を最大限有効に活用し、困難な行政課題に取り組んでまいります。
令和7年度は、アイセルシュラホールがリニューアルされ、生涯学習機能だけでなく、観光拠点機能も兼ね備えた施設となり、市民の皆様をはじめ、来館者が楽しみ交流していただける、にぎわいの場となるべく、新たに船出(ふなで)します。市民の皆様との協働・共創により、「笑顔と活気に満ちた快適なまち」の実現に向け、私が先頭に立ち、現状とめざすべき方向を明確にし、職員共に一丸となり、舵をしっかりと取ってまいります。
市政運営方針(全文)は、こちら
本紙を参照ください