くらし 食中毒に気をつけましょう

■ふぐの素人調理は危険
ふぐがもつテトロドトキシンという毒は肝臓や卵巣、腸などに含まれます。毒力は青酸カリの約1000倍といわれ、加熱してもなくなりません。ふぐの食中毒は呼吸困難を起こし、高い確率で死亡します。
店でふぐを処理するためには資格が必要です。家庭で食べる場合は、店で適切に処理されたふぐを使用してください。釣ってきたふぐを素人が調理することは絶対にやめましょう。

■カキの生食に注意
冬はカキの生食による食中毒が増加します。ノロウイルスに汚染された二枚貝を生で食べたり、充分に加熱せずに食べたりした場合に起こります。潜伏期間は1日~2日で吐き気や嘔吐、下痢、腹痛などが起こり、2日~3日で回復に向かいます。カキは生食用でもノロウイルスが含まれていないという保証はありません。加熱用は絶対に生で食べず充分に加熱してください。また、調理するときは入念に手を洗い、専用のまな板やボウルなどを使用しましょう。使用した調理器具は洗浄後に熱湯か塩素系漂白剤で消毒してください。

問合せ先:食品衛生課
【電話】072-960-3803【FAX】072-960-3807