くらし 新春のあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

市民の皆さまにおかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年8月、過去に交野市にゆうゆうバスを廃止させた京阪バスは、突如、本年3月22日に交野市内のほぼ全てのバス路線を一方的に廃止すると通知して参りました。京阪バスに通知の撤回を求めたものの、京阪バスはかたくななことから、私の責任で、交野市民の皆様の外出支援・公共交通を意地でも守る方針といたしました。しかしながら、大阪関西万博が大型二種免許保有の運転手を確保しており、交野市での運転手確保が困難な状況でした。
そのため、昨年10月に地域公共交通会議を開催し、大型一種免許保有の運転手であっても交野市内にて路線バスの運転が可能なようにいたしました。結果、運転手確保に一定めどをつけるとともに、万が一、運転手が不足する場合においても、交野市役所職員が運転手を務めることにより、運転手を確保いたします。本年3月23日から、ほぼ全てのバス停を維持しつつも、河内磐船駅へアクセスするようにし、また、ほぼ同様の時刻表にておりひめバスを運行予定です。しかしながら、おりひめバスには、多額の費用が必要であり、高齢者の外出支援制度を継続して参りますので、必ず、これまで以上にバスを利用してくださいますようお願いいたします。
教育環境の充実として、昨年、机、イス、テレビモニターを新調し、引き続き体育館のエアコン設置、トイレの大規模改修、学校のLED化、を順次予定しております。
また、大規模災害への対策として、昨年トイレトラックを実質的な交野市の費用負担なしで、大阪府下で初めて購入いたしました。また、近日、AI循環式シャワートラックも納車予定です。引き続き、交野市の負担を最小限にしつつ、地域の防災力の向上に努めて参ります。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、夢と希望に満ちた素晴らしい1年となりますよう心から祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
交野市長 山本 景