くらし [特集]神戸空港の国際化 グッと近くなった海外へ 神戸空港から旅に出よう 1

神戸空港の魅力1 東アジア5都市へ週40便が就航
神戸空港から、韓国(ソウル)、中国(南京・上海)、台湾(台北・台中)の5都市へ行けるようになります。合計週40便で、海外旅行やビジネス渡航が身近になります。

神戸空港の魅力2 森を感じるぬくもりのデザイン
第1ターミナルの北西に完成した第2ターミナルは、屋上に展望デッキのある2階建てで、大きなガラス窓から差し込む光が明るい印象。木目調の天井や大型植栽で、訪れる人を心地よく包み込みます。

神戸空港の魅力3 都心から約20分近くてコンパクト
神戸空港は開港以来、三宮から近く、コンパクトで使い勝手の良い空港として親しまれています。ポートライナーだと三宮からわずか18分。マリンエアシャトル(バス)の増便や駐車場の拡幅で、空港への輸送力が強化されています。

神戸空港の魅力4 搭乗手続きが1フロアで完結
ストレスフリーに出国・入国の手続きができるよう、各施設が一つのフロアにまとまっています。階段などでの移動がなく、利用者に優しい設計です。国際線の搭乗待合室には、地元企業とコラボした商品も扱う免税店がオープン。
※フロア図は本誌またはホームページをご覧ください

■KOBE PRアンバサダーに聴きました 就航都市ガイド
神戸市の魅力やまちの情報を、SNSなどで国内外に向けて発信しているKOBEPRアンバサダー。神戸空港から行ける国と地域の出身の3人に、見どころやイベント、おすすめの食べ物や名物などを聞いてみました。

◆中国 上海・南京
◇悠久の時が流れる古都で歴史と美味を味わって
上海は、歴史と現代が融合した魅力的なまち。餃子発祥の地と言われていて、特にさまざまな具材を使った小籠包はぜひ食べてほしいですね。南京では、孔子を祀る「夫子廟(ふうしびょう)」などの名所を訪ねたら、名物アヒル料理を食べて、目と胃袋で歴史を味わってください。
・梁 靖儀(リョウ セイ)さん
上海の気候は日本と似ていて春と秋が最高

◆韓国 ソウル
◇眠らないまちソウルでおしゃれスポットを巡って
ソウルで今一番ホットなエリアは聖水(ソンス)。昔の工業団地が、おしゃれな雑貨屋さんやカフェになっていておすすめです。食事なら、安くておいしい店が並ぶ霊泉市場へ。ソジュ(韓国焼酎)と一緒にコプチャングイ(牛や豚のホルモン焼き)を食べれば最高です。
・朴 徹雄(パク チョルン)さん
地下鉄やバス、タクシーは運賃が安く、移動が便利

◆台湾 台北・台中
◇食に貪欲(どんよく)な国でおいしいもの三昧(ざんまい)の旅を
台北は朝5時からごはんが食べられ、ナイトマーケットも盛ん。若者に人気の台中では、特に国家歌劇院の印象的な建築が必見。屋上庭園や館内のカフェは市民の憩いの場です。牛肉の煮込みが乗った牛肉麺(ニュウロウメン)は、地域で味が全然違うので、好きな味を探してみては。
・Jennifer Piguet(ジェニファー・ピゲ)さん
各地でユニークなイベントや祭りも開催!

■どの便で行く?国際チャーター便時刻表
東アジアの5都市へ向けて、4つの航空会社が、国際チャーター便を運航します。
神戸空港から5空港には、約2時間で到着します。2030年前後には、国際定期便の運航も可能に
◇韓国・ソウル 仁川国際空港

◇中国・南京 南京禄口国際空港

◇中国・上海 上海浦東国際空港

◇台湾・台北 台湾桃園国際空港

◇台湾・台中 台中国際空港

※1…4月22日(火)は除く
※2…4月26日(土)も運航あり