くらし この人キラリ No.19

■踊りで地域を元気に　竹野から広がる笑顔の輪
◇舞踊家　わかなさん

本名：仲才和佳奈(なかさいわかな)さん。
竹野町在住。2歳から中学校卒業まで竹野町内の教室で日本舞踊を習う。卒業後は、大衆演劇の劇団に入団し、約7年間、全国を巡業しながら舞台へ出演した。地元竹野へ戻り実家の旅館業の傍ら、フリーの舞踊家として活動を開始する。

踊ることが大好きな私のモットーは、まずは自分が踊りを楽しむことです。私自身が楽しくないと踊りを見ている方も楽しい気持ちにはなれないと思うからです。
17年前、劇団を退団して竹野へ戻りしばらくした時、私の踊りを通して地域を元気にしたいと思うようになりました。江戸時代、北前船で栄えた竹野には芸者がいてにぎわっていたそうです。海に加えて、踊りが新たな魅力の一つになればと考えています。
今では、多くの方とのご縁により敬老会やコミュニティの文化祭などへの出演依頼や、YouTubeを見た市内外の方から声を掛けていただくこともあります。敬老会などで直接踊りを見た方から「元気が湧いた」「頑張ろうと思った」「来年もよろしく」との感想をいただき、逆にこちらが元気をもらうことがあります。
将来は指導者側にと思いつつも、まだまだ私自身が活動できるうちは皆さんに踊りを届けることで、竹野を知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。

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