- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県加古川市
- 広報紙名 : 広報かこがわ 令和7年3月号
※この記事に関連したSDGs項目は、11番
近年では高齢化や核家族化が進み、また共働き世帯が増え、地域のつながりに気づきにくくなっています。地域での暮らしを「お互いさま」の気持ちで支え合う、地域ごとのまちづくりが大切です。
■協働のまちづくり
市民一人一人がまちづくり活動に積極的に参加すると、地域が活性化し、より住みやすいまちに変わっていきます。また、地域コミュニティ団体や市民活動団体、事業者、行政などが連携し協力することで、地域課題のスムーズな解決につながります。
■地域活動は私たちの暮らしに大きく関わっています
◇災害への備え
自主防災組織づくりや、防災用品の備蓄をしています。いざという時に助け合えるよう防災訓練を行っている地域もあります。
インタビューはこちら(※本紙参照)
◇多世代の交流
生きがいや健康づくりのためのサークル活動を行っています。また、支え合い安心して生活できるよう、高齢者の訪問や声掛けなどもしています。
◇まちの美化
住民が気持ちよく生活できる環境や景観を整備・維持するため、地域で清掃活動などを行っています。
◇市との連携
カーブミラーの設置や道路の整備など、町内会・自治会は、市と連携して地域の課題解決に取り組んでいます。
◇防犯灯・防犯カメラ
人通りや明かりが少ない道への防犯灯や防犯カメラの設置などで、安全・安心な地域づくりに取り組んでいます。
◇情報の共有
掲示板や回覧板で、地域の身近な情報や市の情報を伝えています。電子回覧アプリの活用など、デジタル化に取り組む地域もあります。
◇イベント
住民同士で楽しく交流できる場を作り、地域の絆を深めています。
インタビューはこちら(※本紙参照)
◇こどもの見守り
こどもたちが安心して生活でき、不審者が近寄りにくい生活環境をつくっています。
インタビューはこちら(※本紙参照)
町内会・自治会を中心とした地域活動は、暮らしの中で人々がつながり支え合う重要な基盤となっています。
■地域を支える町内会・自治会
地域でのまちづくり活動に携わる人、参加している人に話を聞きました。
◇楽しみながら参加できる工夫を
携わっています
中津町内会 大條 泰弘さん
中津町内会では、毎年新年に餅つきイベントを開催しています。地域活動に参加するきっかけ作りとして始まりました。町内の皆さんが協力して、たくさんの親子が参加する町内会行事の一つです。つきたての餅をおいしいと食べてくれるこどもたちの笑顔を見ると、こちらも元気をもらえます。伝統の継承はもちろん、世代間の交流にもなっています。町内会の範囲は大きな道路を挟み東西に広がっています。また新しい世帯が増えてきました。町内のことを知ってもらおうと、夏祭りに併せて、災害時に町内会活動の拠点となる公会堂などを巡るイベントを行いました。自分たちが暮らす地域を楽しみながら知り、何かあった時にどこに行けばいいか考える良い機会になったと思います。私たちの町内会では、役員の負担が大きく参加者も減っていた運動会を廃止。町内会の行事は多くの人が楽しく参加できることを大切にしています。地域活動に参加すると、人脈ができ情報交換もできるようになります。こどもや高齢者の見守りにつながりますし、自分の住む地域への愛着も湧きます。皆さんの意見も聞きながら、もっと住みやすいまちにしていきたいですね。
交流行事として行う餅つきで、たっぷり用意する豚汁やぜんざい。準備や配付の経験は、災害時の炊き出し練習にもつながります。
◇活動参加で声掛けしやすいまちに
参加しました
口里町内会 森本 隆浩さん
町内でも年々高齢化や核家族化が進み、人とのつながりが減っていることから、地域の人たちと交流したいと思い地域活動に参加するようになりました。防災訓練は初参加。今回は救急箱や防災倉庫にある資材を確認し、他に必要な物や管理の工夫などを話し合いました。備蓄品は消費期限があるものも多く、せっかく準備しているのにいざという時に使えない場合があることが分かりました。情報を地域内で共有できれば、非常時にも活用しやすいですね。また、ヘルメットやホースなどの消防用品も定期点検が必要だと感じました。普段の生活では会う人や話す人が限られていますが、地域活動に参加することで近所とのつながりが広がります。何かあったときには自分だけでなく周りの人にも配慮ができ、声掛けがしやすくなると思います。
防災訓練では倉庫の場所や備蓄を確認。
◇顔見知りになってこどもたちも安心
参加し、携わっています
間形町内会 梅田 千明さん
町内の夏祭りや防災訓練などに積極的に参加しています。さまざまな人が参加するので、だんだん顔見知りになっていきます。地域に知っている人がたくさんいると、こどもたちも安心して過ごせると思います。こどもが小学校に入学してからは、通学路で見守り活動を始めました。地域の子とあいさつや話をするようになると、相談に乗ったり悩みを聞いたりするように。保護者の方とも話すようになりました。私がイベントを企画することもあり、地域の畑でジャガイモを育てたり、敬老の日にこどもたちと300枚以上のメッセージカードを手作りしたりと、町内の皆さんが関わる工夫をしています。カードを受け取った皆さんはとても喜んでくれました。イベントを通じてこどもたちが地域のことを知るようになり、「このまちが好き」「大切にしたい」と感じてくれるといいなと思います。
町内の畑で育てた野菜をみんなで収穫・調理。
お住まいの地域の町内会・自治会が分からない場合はお問い合わせください
問い合わせ:市民活動推進課
【電話】427-9195