くらし 市での熱中症による搬送者数は14年間で約2.5倍に

県の熱中症警戒アラートの発表回数は全国で3番目

近年、異常気象などの影響により記録的猛暑日が続き、国内の熱中症による救急搬送人員は毎年数万人を超え、死亡者数も高い水準で推移しています。環境省と気象庁は共同して「熱中症特別警戒アラート」、「熱中症警戒アラート」を運用し、熱中症への警戒を呼びかけています。
熱中症警戒アラートは、気温が著しく高くなることにより、熱中症による人の健康被害が生じる恐れがある場合に発表されます。県では、今年の8月末までに熱中症警戒アラートが50回発表され、全国で3番目の多さでした。
市では、熱中症患者の救急搬送者数が平成22年からの14年間で約2.5倍に増えています。特に75歳以上の救急搬送者数が近年で増加しており、6年度は74人でした。
自宅で熱中症になる可能性もあるので、小まめな水分補給や室温を適切に保つなど、熱中症対策を心がけましょう。

熱中症傷病者の救急搬送者数(4月末~10月末)

問い合わせ:保健・医療政策課
【電話】072-740-1136