- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三田市
- 広報紙名 : 広報さんだ 令和7年9月1日号
■市長就任から2年を迎えて
三田市長 田村克也
市長就任から2年が経ちました。この間、市民の皆さんとの対話を大切にしながらまちづくりに取り組む中で、子育て支援施策の大きな柱として、公約を含む6つの無料化を今年度実現できました。「中学校給食の無料化」などはすでに実施しており、10月からは「高校生期までの医療費の完全無料化」が始まります。
また、さまざまな分野において連携協定を締結し、まちづくりを進めてきました。神戸大学医局とは「安定した医療人材の確保」、神姫バス(株)とは「全国初となるバス運転手の担い手確保の仕組みを構築」など、公民連携による新しいまちづくりを実現してきました。加えて、ふるさと納税では、「純金トランプ」など話題性のある返礼品を創出することで本市への注目度を高め、その結果、昨年度の寄附額は3億円を超え、過去最高額となりました。フラワータウン再生では、私自身も奔走し、イオン(株)がフラワータウンに新たな商業施設を整備し、ともにまちづくりに取り組む協定を結ぶことができました。さらに今年度から、全国市長会の社会文教委員会の評議員として、学校給食や高校授業料の無償化などの教育関連や地域医療関連など多くの課題に対し、解決を図るべく、全国の首長を代表してどんどん発言しています。
新たな発想、そしてスピード感を大事にしてまちづくりに取り組んでおり、その指標となる「三田市未来への財政ロードマップ(案)」をまとめました(4頁参照)。過去から先送りされてきた課題について、市長としてこれまでの市の判断を反省し、正面から受け止め、対応していくことが、未来を担う子どもたちに、魅力ある三田を創り上げるための一歩と確信します。今後、意見交換会やパブリックコメントを行いますので、皆さんのご意見をお聴かせいただきたいと考えています。
■Mayor’s Photo Diary
7月26日ほか:市内各地の夏祭りに参加。多くの住民の皆さんと交流を深め、直接お声をお聴きしました
7月30日:予選を勝ち抜き、第56回日本少年野球選手権大会への初出場を決めた三田ボーイズを激励しました
8月2日:三田まつりで、市内外からお越しになった皆さんへ、三田の魅力をPRしました(市役所、郷の音ホール)