- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三田市
- 広報紙名 : 広報さんだ 令和7年10月1日号
■実りの秋に寄せて
三田市長 田村克也
涼やかな秋風を感じるとともに、新米をはじめ秋の味覚を満喫できる季節になりました。上越市長の発言により、三田米への影響を危惧し、迅速に事態の収束に向けた取り組みを進めてまいりました。その結果、ふるさと納税への返礼品として三田米は好評をいただいており、新潟県(上越市を含む)の方からの寄附も約6倍に増えています。私が上越市を訪れた際にも、多くの応援の声をいただくなど、結果としては三田の魅力の良い発信につながったと感じています。
さて、私はこれまで、子ども達に「力強く生きてもらいたい」、「人生の選択肢を増やしてほしい」、そのためにもお金についての教育が必要だと常々説いてきました。その中で、昨年に引き続き、こうみん未来塾「マネ育(R)クラス」で特別講師として、子どもたちにお金について興味を持って学び、それをきっかけとして自分の世界を広げてもらいたいという思いを届けました。
お金に関連した話題では、神戸電鉄フラワータウン駅構内にイオン銀行のATMを設置いただきました。これは、イオン閉店後、市民の皆さんの日常生活へ影響が生じていることから要望もあり、市からイオンリテールへ働きかけ、イオン銀行の協力を得て、実現したものです。なお、平日の日中はメガバンク2行などが手数料無料で利用できます。
また、市役所の窓口関連では、市民の皆さまから声が多かった市民課個人番号カード交付担当窓口について、9月29日から本庁舎1階に移転し、市民課窓口を1カ所に集約しました。今後も皆さんの声を聞きながら、まちづくり、サービスの向上に取り組んでいきます。
最後になりますが、さんまが10年ぶりに豊漁というニュースに触れ、私も今年のさんまに舌鼓を打ちました。今月は、市内で味覚まつりなども行われます。実りの秋、食欲の秋、豊かな自然に触れ、秋を満喫してください。
■Mayor’s Photo Diary
8月23日:新潟県上越市で行われた「謙信公祭(けんしんこうさい)」で、上越市の中川幹太(なかがわかんた)市長とともに三田米などの特産品をPR
9月2日:株式会社ナフコと災害時応援協定を締結。災害時に生活用品や工具などの物資を供給いただきます
9月6日:こうみん未来塾で講義。子どもたちにお金を通じて社会や自分の将来について考えてほしいと伝えました
