- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県三田市
- 広報紙名 : 広報さんだ 令和7年11月1日号
■まちの魅力を高める人のチカラ
三田市長 田村克也
10月上旬に北海道南部日高地方に位置する浦河(うらかわ)町で、友好都市提携の調印を行いました。浦河町は日本の競走馬の約8割を輩出している、競走馬と漁業の町です。明治時代に三田藩士の子・鈴木清(すずききよし)、澤茂吉(さわしげきち)ら先人が設立した赤心社(せきしんしゃ)が、今も町で大きな影響力を持っています。今後、あらゆる分野で相互交流を展開していきたいと思います。
さて、全国の働く世代を対象に出版社の日経BPが調査した「シティブランド・ランキング住みよい街2025」で、三田市が全国45位となり、昨年の179位から大きくランクアップしました。10月からの「高校生期までの医療費の完全無料化」により全てが実現した「6つの無料化」などの子育て支援施策や、さまざまなシティセールスが評価された結果だと思っております。
この度、「さんだアンバサダー」に、三田市出身のプロ棋士(将棋)の冨田誠也(とみたせいや)さんとプロダンサーのHINATA(ひなた)・Mさんに就任いただきました(13頁(ページ)参照)。お二人の活躍をみんなで応援し、三田市を全国、世界へと発信していただきたいという想いとともに、次世代育成などにご協力いただきます。
また、「皿池(さらいけ)湿原の保全活動」が日本自然保護協会の「日本自然保護大賞」を受賞しました。皿池湿原は「兵庫県の天然記念物」にも指定される貴重な生態系であり、こうした豊かな自然を守る人のチカラも三田市の大きな魅力です。
10月から市役所本庁舎に窓口コンシェルジュを配置しています。また、11月28日から、新しい公共施設予約システムの運用を開始し、キャッシュレス支払いなど、以前よりも格段に便利になります(10頁参照)。今後も行政サービスの利便性向上に努めていきます。
最後に、9月号で市指定ごみ袋の値上げ(有料化)検討をお知らせしたこともあり、品薄状態が続きました。あくまでも検討段階ですので、冷静な購買行動をお願いします。
■Mayor’s Photo Diary
9月21日:聴覚障害のあるアスリートの国際総合競技大会「東京2025デフリンピック」のPRイベントに出席
10月8日:北海道浦河(うらかわ)町との友好都市提携調印式に出席。写真は池田拓(いけだひらく)町長(右)と赤心社(せきしんしゃ)記念館(浦河町)にて
10月14日~26日:市民センターなどで「未来への財政ロードマップ(案)」市民意見交換会を開催(全4回)
