- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県丹波市
- 広報紙名 : 広報たんば 2025年2月号
■ゲートキーパーを知っていますか?
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけて話を聞き(傾聴)、必要な支援につないだりする見守る人のことで、「命の門番」とも言われています。
日本の自殺者数は年間で2万人を超えており、若い世代において自殺は死因の第一位となっています。市内におけるこれまでの自殺者の特徴は、男性は働き盛りの50歳代に多く、女性は高齢者に多い傾向が見られます。自殺に傾く人は、孤立した状態にあることが多く、誰にも助けを求められないまま、さまざまな原因が関連しあって心理的に追い込まれ、その結果自殺を選んでしまうことがあります。
■大切な人のゲートキーパーになるために
ゲートキーパーになるために特別な資格は必要ありません。身近な人にいつもと違う様子が見られたら、まずは声をかけましょう。その一言で大切な命を守ることができるかもしれません。一人ひとりが大切な誰かのゲートキーパーとして声をかけてみませんか。
市では、地域や団体でゲートキーパー研修を実施し、地域で相談しやすい環境をつくるために取り組んでいます。研修については健康課まで問い合わせください。
◇ゲートキーパー研修年度別延べ受講人数
■3月は自殺予防月間
人に話すことで心が軽くなるかもしれません。悩みのある方は、次の相談窓口まで相談ください。
・こころとからだの健康ホットライン
【電話】0795-82-4707
・福祉まるごと相談
【電話】0800-200-3393
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750