くらし ありがとうプロジェクト
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県宍粟市
- 広報紙名 : 広報しそう 2025年9月号(246号)
9月15日は高齢者を敬い、長寿を祝う敬老の日です。昭和41年に国民の祝日として制定されて以来、地域や家庭の中で高齢者への感謝の気持ちを伝える機会となっています。
■敬老の日に感謝を伝えよう
市では敬老の日に合わせて「宍粟のおじいちゃん・おばあちゃんに『ありがとう』を伝えようプロジェクト」が実施されています。
この取り組みは市民が高齢者福祉について関心と理解を深めることや子どもたちが地域の高齢者に感謝の気持ちを伝える機会づくりなどが目的です。
子どもたちからの感謝の言葉を動画にまとめ、市のケーブルテレビ「しそうチャンネル」で放送されるほか、市内の園所の園児による作品展なども行われます。
みなさんもこの機会に身近な人に感謝の気持ちを伝えてみませんか。「ありがとう」の一言が誰かの心に温もりを届ける力になります。
■まだまだ現役 地域で活躍する高齢者
市内で輝く3人のいきいきシニアを紹介します。
▽川崎節子(かわさきせつこ)さん 82歳(山崎町)
「足を使うことが元気の秘訣」そう笑顔で語る川崎さん。毎朝4時半に起床し、5時には愛犬との散歩へ。畑や田んぼの世話をして、グランドゴルフで体を動かし、夕方にはもう一度犬と歩くのが日課です。さらに月に1度、小学校の放課後におやつづくりを教え、子どもたちに手作りの楽しさを伝えています。
若い世代へのメッセージとして川崎さんは「スマホばっかり見んと、家族との会話を大切にしぃよ。話すことで心も元気になるから」と優しく目を細めながら語りました。
▽岡田康子(おかだやすこ)さん80歳・初雄(はつお)さん 80歳(波賀町)
「夢は、東京のデパートでブランド米“飯見の郷”を販売することや」と目を細めて話す初雄さん。「面白いことばっかり言うてんやわ」と笑顔で返す康子さん。
夫婦円満の秘訣は「お互いのすることに口出ししない」ことだそう。夫婦揃って農業が大好きで、初雄さんは棚田へコメづくりに、康子さんは畑へ野菜づくりに。「しんどうなるまえに帰ってきなよ」と声をかけあい、今日も出かけていきます。
◆ありがとうのメッセージ
○市外のHさんから
おじいちゃん、おばあちゃんいつもありがとう。野菜やお米を送ってもらって助かっています。
○市内の園児から
いろんなあそびをおしえてくれてありがと。
○市内の中学生から
いつも優しく見守ってくれてありがとう。いつまでも元気でいてね。
○神野小学校の子どもたちから
花まるロードや登下校、サツマイモづくりなどでやさしく笑顔で手伝ってくださって、ありがとうございます。
○波賀小学校の子どもたちから
ニコニコ食堂ではいつも心のこもったおいしいカレーを作っていただき、ありがとうございます。
■来年もありがとうプロジェクトが開催されます。市内のおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に撮影した写真などを来年の7月から募集予定です。
◇おじいちゃん・おばあちゃんに感謝の気持ちを伝えようと、市内の園児たちが「ありがとうの花を咲かせよう」をテーマに制作した作品が9月16日〜30日15時まで市役所や各市民局に並びます。
・園児作品展についてはコチラ
※本紙二次元コードよりご覧ください。
◇市のケーブルテレビ「しそうチャンネル」で宍粟のおじいちゃん・おばあちゃんとのふれあい写真や幼稚園・保育園・小学校・中学校からのおじいちゃん・おばあちゃんへのメッセージ動画が放送されます。放送は9月18日から10月1日までの予定です。
・番組表はコチラ
※本紙二次元コードよりご覧ください。
問合せ:高年福祉課
【電話】63-3160