- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県市川町
- 広報紙名 : 広報いちかわ 2025年8月号
◆「プラス10(テン)運動」はじめませんか?
厳しい暑さが続いていますが、皆さんお変わりございませんか。体力も奪われがちな季節ですが、過ごしやすい秋に備えて今から意識していただきたい「プラス10運動」についてご紹介します。
厚生労働省は、『「プラス10運動」で健康寿命をのばしましょう』という啓発活動を行っています。今より10分多く体を動かすだけでも、健康になれるというものです。体力の衰えが気になる方にとっても、気軽に取り組めるのではないかと思います。
健康のための一歩を踏み出すには、(1)気づく(2)始める(3)達成する(4)つながるという4つの視点があります。
(1)気づくは、体を動かす機会や環境が身の回りにたくさんあることに気づくという段階です。例えば、仕事ではトイレに行く時に背伸びをしたり、屈伸をするとか、違う階のトイレを使うなどの工夫もあるかもしれません。また、スーパーマーケットに行く時には、入口からあえて遠い場所に駐車するなども考えられます。
(2)始めるは、10分だけでいいので、実行してみることです。テレビを見ながらストレッチをすることを決めたら始めてみることです。
(3)達成するは、継続して体力アップのための目標をクリアしてみることです。目安は一日合計60分元気に体を動かすことです。高齢の方は一日合計40分が目標です。また、じっと動かない時間を減らすことが健康づくりにとって何よりも重要だということが分かってきました。長時間座って動かない仕事などでも、30分ごとに中断し立ち上がったり足踏みするだけでも、心血管代謝疾患のリスク低下の効果があります。
(4)つながるは、一人でも多くの家族や仲間とこの「プラス10運動」を共有することです。仲間と一緒にすることで、楽しさや喜びが得られますので、心も体も健康な状態になっていきます。
特に、これまで運動習慣がなかった方は、ぜひこの良い季節に「プラス10運動」にチャレンジして、健康のための一歩を踏み出してみましょう。
【電話】32-1910