- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年12月号
◆6 佐用の味を若者で守る
町を元気にしたい――そのまっすぐな思いを胸に、商工会青年部はホルモン焼きうどんを通じて、佐用らしい“にぎわいづくり”を広げようと挑戦を続けています。
新鮮で弾むホルモンと、コシのある平打ち麺を香ばしく炒め、濃厚なつけダレで味わう――そんな独自の食文化が、唯一無二の「佐用ホルモン焼きうどん」。その魅力を町内外へ発信しているのが、若手商工業者で構成される「商工会青年部」です。提供店をまとめたガイドマップを作り続け、今年7月には時代に合わせたデジタル版も完成させました。
部長の盛岡伸公さん(上町)は「部員で全店を巡り、つけダレの違いを確かめました」と笑います。それは地域の味を受け継ぐための、汗と情熱の旅でもありました。
かつて町内外のイベントでコテを振るっていた「ホルモンうどんくわせ隊」は、高齢化とともに活動の場を少しずつ減らし、今はその想いを青年部が引き継ぎ、町の味を守り続けています。
「新しい鉄板や販売用のオリジナつけダレも準備中です」と挑戦を続ける盛岡さん。「佐用と言えばこの味。未来へつなぐことが、町の元気になるはずです」。香ばしい煙の向こうに、佐用の誇りがゆらめいています。
◆7 我が家の味 思い出の味
佐用の“まちの味”を代表するホルモン焼きうどん。家庭や店で親しまれてきた一皿の歩みをたどると、この町の肉文化の奥行きが見えてきます。
◇友人に佐用の味を知ってもらうために
・藤東ファミリー
「本当にホルモン焼きうどんが好きなんです」と話す藤東宏彰さん(新宿)は、自前の鉄板で仲間をもてなすのが趣味のひとつになっています。
年末の同窓会で店が閉まっていたことから、「佐用の味を楽しんでほしい」と作りはじめたのがきっかけでした。甘めのしょうゆに玉ねぎとりんごを加えた自家製ダレは子どもにも人気で、「みんなが笑顔になる瞬間が何よりうれしいですね」と微笑んでいました。
藤東家の我が家のレシピ
・酒…200cc
・みりん…150cc
・だし汁…500cc
・濃口しょうゆ…200cc
・玉ねぎすりおろし…中1個
・りんごすりおろし…半分
・にんにく…適量
・生姜…適量
・味噌…適量
・レモン汁…適量
・ごま…適量
・焼肉のタレ…適量
「適量」はご愛嬌(笑)
あなた好みの味を見つけてね
◇″味扇〟のタレやで 家で作ってみてな
小林美津子さん=仁申込・申請方法:
横坂で店を構え、長く愛された「味扇」。店主・小林さんのタレは甘さの奥に深みがあり、町内外から客が通いました。
「仕込みは3日かかるんよ。ほんましんどかったで」と笑う小林さん。その表情には、忙しかった日々を懐かしむような優しさが浮かびます。
店は閉じましたが、「覚えててくれたらうれしいわ」と、今回は特別にレシピを教えてくれました。ぜひ、名店の味を思い出してみてください。
(限定公開)″味扇″秘伝のレシピ
このレシピが見られるのは、紙面を開いた“あなた”だけ。
二次元コード先でパスワードを入力すると、名店の味をご家庭で再現できます。
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