- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県佐用町
- 広報紙名 : 広報さよう 令和7年2月号
子どもの健やかな成長には、食事や運動だけでなく質の良い「睡眠」が欠かせません。
小さい頃から適切な睡眠習慣を身につけることは、とても大切です。
◆子どもの睡眠時間の目安
1~2歳児:11~14時間
3~5歳児:10~13時間
小学生:9~12時間
中高生:8~10時間
◆睡眠不足による健康リスク
睡眠には、心身の休養や脳と身体の成長を助ける役割があります。適切な睡眠時間をとることは、子どもの健康を保つために欠かせません。睡眠不足は、肥満リスクの増加、抑うつ傾向の悪化、学業成績の低下、生活の質の低下と関係があると言われています。
◆夜更かしが生じる原因は
思春期が始まる頃から睡眠リズムが後退し、メラトニン分泌の遅れや夜更かしで睡眠不足が起こりやすくなります。部活動や勉強、デジタル機器の使用などが影響し、休日の朝寝坊でリズムがさらに乱れる傾向があります。
◆夜更かしを習慣化させないための工夫
◇POINT 01
朝は太陽の光を浴びましょう
乳幼児期は、朝起きる時間を決め、カーテンを開けて部屋を明るくしましょう。
小学生以降は、登校時や学校で日光を十分に浴びましょう。
◇POINT 02
朝ごはんを食べましょう
夜更かしをすることで朝寝坊し、朝ごはんを食べない習慣がついてしまいます。
朝ごはんをしっかりと食べる生活習慣をつくりましょう。
◇POINT 03
運動習慣を定着させましょう
適度な運動は、良い眠りにつながります。
どの時間でもいいので、運動をして睡眠の質を改善しましょう(寝る直前は控えてください)。
◇POINT 04
スマホの使用はほどほどに
寝る前のスマホの使用は、ブルーライトを浴びるため、寝つきや睡眠の質の悪化につながります。寝室に持ち込まないことをおすすめします。
参照:健康づくりのための睡眠ガイド2023/厚生労働省
問い合わせ:健康福祉課
【電話】82-0661