くらし [column]こんにちは保健師です

◆お酒との上手な付き合い方
春は歓迎会やお花見など、お酒を飲む機会が増える季節です。適量を守り、適切な方法で楽しむのであれば問題ありませんが、飲みすぎや不適切な飲酒は健康に悪影響を及ぼします。
まず、適量を知ることが大切です。
厚生労働省の指針では、1日のアルコール摂取量は、ビール中瓶1本、日本酒1合、またはチューハイ350ml缶1本程度が適量とされています。ただし、個人差があるため、お酒に弱い方はさらに少量にする必要があります。
次に、適切な飲み方ですが、空腹時に飲むとアルコールの吸収が早まり、悪酔いしやすくなります。飲酒前に軽い食事を摂ることや、飲酒中に水を飲むなどして、急激に体内へ吸収されないよう工夫しましょう。さらに、睡眠不足や体調不良の際は飲酒を控え、休肝日(週に2日以上)を設けるなど、自分の体調と相談しながら無理のない飲酒を心掛けることが重要です。
お酒は「適量」を守り「適切な」飲み方をすることで、より安心して楽しむことができます。

問い合わせ:健康福祉課
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