くらし クマの出没に注意 但馬地域内で人身事故が発生しています

新温泉町内で5月以降クマの目撃情報が多発しています。但馬地域内では、豊岡市但東町において、民家の近くでクマに襲われる人身事故も発生しています。

こんな時に人身事故がよく発生しています。

(1)夕刻から早朝の時間帯
クマは日の出、日の入りの時間帯に採食活動が活発になります。夜間は行動が大胆になります。

(2)食べ物に執着しているとき
クマはたくさんの食べ物を見つけるとその場に執着し、近づくものに対して威嚇や攻撃をすることがあります。

(3)人とクマがはちあわせしたとき
ほとんどの場合、クマは音や臭いによって、人の接近に気づいて逃げます。雨の日や川沿いなど、音や臭いが消される状況で人が急に近づくと、驚いて攻撃することがあります。

クマを集落や農地に寄せ付けないよう、また、ふいにクマに遭遇しないよう、次の点に注意しましょう。

■クマを近づけないための対策
▽ゴミを屋外に置かないようにしましょう!
ゴミ(特に生ゴミ)はクマを誘引します。屋外に置かないようにしましょう。田畑への残飯まき、収穫しない野菜の放置もしないようにしましょう。

▽食料はクマに気づかれないところに収納!
クマは匂いに敏感なため、屋外や納屋などにある食料に気づき食べにくる恐れがあります。クマが気づかないよう、果物や穀物、ペットフードなどは厳重に保管してください。
納屋や倉庫などの戸締りも、しっかりとしましょう。

▽ヤブや草むらを刈り取りましょう!
住居や通路周辺にクマがひそみやすいヤブ・草むらがある場合は、できる限り刈り取って見通しをよくし、出会い頭の接触を防止しましょう。

▽山や森林付近に行くときは、音の出るものを身につけましょう!
鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、クマに人の存在を知らせるようにしましょう。

▽夕方から朝までの外出は特に注意!
クマは夕方から早朝にかけて人里に出没する可能性が高くなります。この時間帯は絶対に、クマがいそうな所に近づかないでください。

■クマにあってしまったら
・クマを驚かせない。
・クマに背を向けず、後ずさりして立ち去る。
・子グマにも注意!
子グマでも大変危険。母グマは本能的に子グマを守るため襲ってくることがある。

■人里でクマを目撃したときは農林水産課までご連絡ください
いただいた目撃情報は、周辺地区の区長・町内会長へ情報提供し、警察や猟友会などの関係機関とともに対応します。
※クマの目撃情報は町公式LINEでもお知らせしています。

問合せ:農林水産課
【電話】82-5626