- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県天理市
- 広報紙名 : 広報「町から町へ」 2025年4月号
市内で文化活動に励んでいる学生たちをピックアップ!
インタビューを通して様々なことを教えてもらいました!
■戸田健斗くん
幼稚園から工作を始め、小学1年生から本格的に作品を作り始める。
きのくにロボットフェスティバル2024全日本小中学生ロボット選手権に奈良県代表として出場。モーターを使わず糸を利用してボールをシュートする構造が高く評価され、特別表彰の最高位となる「アイデア大賞(文部科学大臣賞)」を受賞。
きのくにロボットフェスティバル2024
全日本小中学生ロボット選手権
特別表彰「アイデア大賞(文部科学大臣賞)」
市:受賞した時の気持ちはどうでしたか。
戸田:めっちゃ嬉しかったです。
市:大会ではロボットでお互いのエリアにボールを入れて得点を競う。大会に向けて準備したことは。
戸田:お父さんと対戦相手の動画をみて弱点がないか分析し、作戦を立てて試合に臨みました。
市:大会の結果はベスト8。
戸田:悔しかったです。でも、特別表彰の最高位「アイデア大賞」を取れて、これまで頑張ってきてよかったと思いました。
市:「アイデア大賞」ということで、今回ロボットで工夫したところは。
戸田:モーターを使わずボールをシュートする構造です。他のロボットはモーターの力でシュートするものが多かったのですが、シュートするときにモーターを使わずに糸を利用した構造を組み込みました。
市:周りの反応は。
戸田:僕のロボットを見ている人たちが「すごい」と注目してくれていました。
市:アイデアを形にする力がすごいですね。将来の目標や夢はありますか。
戸田:科学者、技術者、医者とか人の役に立てる仕事がしたいです。
市:夢を実現した報告を楽しみにしています。ありがとうございました。
■天理中学校弦楽部
2025年1月26日(日)に東京で行われた「こども音楽コンクール」選考会で、文部科学大臣賞を受賞。11回目の日本一となる。部員は3月7日時点で40人が在籍。
選考会では、曲:「調和の霊感」から「4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ロ短調」第1楽章、第3楽章/弦楽合奏を演奏。
こども音楽コンクール全国大会
中学校合奏第一部門
文部科学大臣賞市
市:受賞した時の気持ちはどうでしたか。
野口:去年2年生のときに取れなかった賞を受賞できて嬉しかったです。
上田:本番の日が一番良い演奏で、そこに力が発揮出来たことに感動しました。
市:チームの特徴を教えてください。
野口:自分の意見を持ってる子が多く、改善点などを皆でよく話しあっていました。
上田:個性だけでなく調和もあります。皆が良い演奏をしたいという気持ちの強さも持ち合わせていた。それが今回の結果に繋がったと思います。
市:練習で苦労された点はありますか。
野口:ソロと合奏の掛け合いの曲だったので、テンポに表現を落とし込んだり掛け合いに合わせるのが難しかったです。
上田:イタリア人のヴィヴァルディ作曲で、最初の頃はイタリアの国のエネルギッシュなイメージを共有することに苦労しました。
市:ありがとうございました。困難を乗り越えての受賞おめでとうございます。
弦楽器は思っているより親しみやすいので、初めての人にも一度手に取ってもらいたいと話してくださいました!