くらし 新年のご挨拶
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- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年1月号)
新年、あけましておめでとうございます。みなさまには、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
「巳年」には、蛇が脱皮を繰り返して再生するイメージや強い生命力に「成長」や「変革」、「豊かさ」への願いが込められていると言われています。
「オール宇陀、公民連携」を掲げ、「全世代が安心して住み続けることができる豊かなまち」、「成長可能性のまち」をめざして、既成概念にとらわれず、現状打破をめざしている今の宇陀市と巳年のイメージが重なります。
昨年は、食育の拠点である新学校給食センターが完成し、子育て世代を応援する給食費無償化も実現することができました。県と取り組んできた水道一体化が実現し、4月からは水道料金が低減する見込みです。
今年は市政20周年の前年になります。これまで以上に積極的に企業や団体、地域など宇陀を応援してくださる方々と連携を進めます。
行財政改革、教育・人材育成、土地利用の緩和、産業振興、民間投資、移動手段の確保、空き家対策、公共施設の活用・再編、子育て・医療・福祉の充実、地域コミュニティの活性化等々、課題解決へ挑戦を続けます。
いま、宇陀市に追い風が吹き始めています。このタイミングを逃してはなりません。
住みたい、投資したいと「選ばれるまち宇陀」へ、追い風をもっと大きくするためには、市民のみなさまのご理解、応援が必要です。
宇陀の未来に向かって、職員一同、一丸となって頑張ります。今年もよろしくお願い申し上げます。
宇陀市長 金剛 一智
明けましておめでとうございます。
市民の皆々様には、健康で、希望に満ちた清々しい新春を迎えられましたことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より市議会に対する深いご理解と温かいご支援、ご鞭撻に厚く御礼感謝申し上げます。昨年5月に、市議会議員選挙がございました。定数が12名に削減されたところに20名が立候補する激しい選挙戦でした。改選前と比べますと議員構成も大きく変わり、今後、二元代表制の一翼を担っていくことになります。それぞれの立ち位置は違っていても各々市民の負託を受けたことを肝に命じ、市民が主役の安心・安全なまちづくりの為に行政と是々非々で向き合っていくことが重要であろうかと考えています。
議会は議決機関であり行政チェックの機能を果たす責任と役割を担っています。本会議で提案された議案が市民生活にとってふさわしい事業なのか、財源にムリがないのかどうかをできる限り、あらゆる角度から慎重に審議を重ねていかなければなりません。また、行政には市民の皆々様が納得頂けるように説明の機会を広く求めなければなりません。市長が初陣の公約ビラの中で謳われていた「オール宇陀、チーム宇陀」とは主役は市民であり、市民との合意形成の重要性を述べられたことと理解しています。
昨年6月定例議会で農業委員の任命同意が否決され約4カ月間開催されないという全国初の不名誉な事件が起きました。やっと10月28日再開され、市長は「議会と行政の役割の中で我々執行機関として再開をした」と述べられました。行政は執行機関です。その役割を速やかに果たされていたらこのような問題は起こらかった筈です。今後もこうしたことが起きないように市政運営の正常化に向けての取組を議会としてしっかりと進めてまいります。結びに市民の皆々様にとりまして幸多き一年でありますことをご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせて頂きます。
宇陀市議会議長 多田 與四朗
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。