くらし 吉野町議会からのお知らせ(2)

■吉野町役場の位置を定める条例の一部改正に関する意見の要旨
◇山本義史議員[反対]
新庁舎の場所は、町民・職員・来庁者の利便性を考え、「人口重心」の考え方が一般的。また、1,260名の請願書を、もっと重要視しなければいけない。さらに、旧吉野北小学校のある地域は市街化調整区域である。旧吉野北小学校は、教育・生涯学習等を考えるべきである。

◇上滝義平議員[反対]
吉野の発展は、官公庁が揃っている吉野地区と上市地区を拠点として、吉野町全体を発展させていくべきだと思っているので、吉野北小学校へ本庁舎を移すというようなことは、私は考えていないので反対する。

◇上麻里議員[反対]
あまりにも強硬すぎる、議論不足、説明不足、住民の理解を得られていないので反対します。

◇西澤巧平議員[賛成]
分散の一つの庁舎を減らす利点もある。吉野地域と龍門地域から賑わいの施設をつくってほしいという要望書が4通提出されている。行政サービスの変革・新庁舎整備検討審議会の答申も出たことから、職員や住民の安全を確保するという観点で防災性を優先して賛成する。

◇辻内正誠議員[賛成]
新庁舎整備構想には、中央公民館に町民税務機能、産業、観光、空き家や移住に関係する課が残り、平時において周辺住民には大きな変化がおこらない。また、現庁舎跡を駐車場として使うことにより、中央公民館での活動や周囲の空き家対策などが進め易くなるため賛成する。

◇中西利彦議員[賛成]
請願書が提案され場所だけで町民をニ分してはいけないということ。また、町民の命を守る役割を果たすために、職員が安全・安心に働くことができると共に、迅速な対応が可能な災害対策拠点としての庁舎整備を一日も早く実現するため賛成する。

◇藤本昌義議員[賛成]
新庁舎整備検討審議会の基本構想の策定について、十分な審議を重ね審議会での答申を尊重するべきと考える。構想は役場の位置だけでなく吉野町のまちづくりを重視した内容である。また、香束庁舎を役場へ移転でき分散の一つの庁舎を減らす利点もある。