くらし 人権コラム

■住民相互の人権
地域はそこに居住する人々が日常の学習活動や地域活動を通じて、様々な人権問題について理解を深め実践する場です。
現在、少子高齢化や生活様式の多様化などに伴い、地域住民の相互交流が減少し、互いに支え合って生活する社会風土や地縁に基づく伝統的な地域コミュニティの弱体化傾向が見られます。
すべての人の人権が尊重され、平和で心豊かな生活を実現するためには、まず、身近な地域住民同士が相互理解に努め、他者への配慮や差別の防止について、自らのこととして捉えることを通じて、より良い人間関係を築いていくことが重要です。