- 発行日 :
- 自治体名 : 和歌山県有田市
- 広報紙名 : 広報ありだ 令和7年6月号
毎年、梅雨や台風の時期には、全国各地で洪水による被害が発生しています。自分や家族の命を守るためには、日ごろからの「備え」が欠かせません。次の3つのポイントを参考に、今一度、避離行動を見直しましょう。
1 早めの避難を検討しましょう!
避難指示や高齢者等避難が出れば、すぐに行動できるよう備えましょう。
・日が明るいうちの事前避難が理想的です。
・ハザードマップを活用して、家族や近所の方々と避難場所や経路を日ごろから確認しておきましょう。
2 非常持ち出し品・備蓄品を準備しましょう!
避難するときにすぐに持ち出すのが「非常持ち出し品」。
災害発生後、数日間を自力で過ごすために必要な物資が「備蓄品」です。
□非常持ち出し品
・忘れてはならないもの(薬、メガネ、杖、着替え、タオル、防寒着など)
・非常飲食品など
・貴重品
・その他、家庭で個別に必要なもの(赤ちゃん用品や衛生用品など)
※雨合羽は万能!雨をしのぎ、防寒にもなります。
□備蓄品
少なくとも3日(できれば1週間)は自力で生活できるように準備を
・飲料水、食品
・給水用ポリタンク
・カセットコンロ・ガスボンベ
・ランタン
・災害用トイレセット
・ビニールシート など
非常持ち出し品はリュック等にまとめて、両手が使えるようにしておきましょう。
3 止水板設置補助金を活用しましょう!
市では、浸水被害の軽減を図るため、令和6年度から止水板の設置における補助制度を実施しています。実際に設置された方からは、「土のうより設置が簡単で、急な雨にもすぐに対応できる」、「備えておくことで安心感につながった」という声も寄せられています。
止水板とは…非常時に水の流入を防ぐため、玄関などの出入口に設置する板状の製品です。土のうと違い、簡単に取り外しができるのが特徴です。
●令和6年度申請実績:12件
対象:住宅または事業所併用住宅に止水板を購入・設置される方
補助額:対象金額の1/2(上限50万円)
問合せ:防災安全課
【電話】22-3721