くらし 消防だより

火災・救急・救助は119番
「守りたい 未来があるから 火の用心」

■一日消防署長
令和6年秋季火災予防運動が11月9日から15日まで全国的に展開され、当消防署でもさまざまな行事を実施しました。その一環として、11月11日に交通安全母の会会長の松本鈴枝さんを一日消防署長としてお迎えし、職員の士気の高揚と火災予防啓発にご協力いただきました。

■消火栓や消防水利の標識付近の駐車に注意!
皆さんは、「消火栓」や「防火水そう」をご存じですか?これらは、消火活動には欠かすことのできない施設で、火災発生時、消火に必ず必要となる水を消防隊に供給するものです。
「消火栓」や「防火水そう」は道路脇や歩道上などに設置されており、その位置を示すため、標識を掲げているもの、路上やフタにマーキングをしているものなどがあります。また「消防水利」として指定されているプール、池、井戸、河川なども、消火活動に使用しています。これらの消防水利等の周辺は、道路交通法で駐車が禁止されています。

●消防水利の周辺の駐車禁止場所
(1)消火栓から5メートル以内の部分
(2)消火用防火水そうの吸水口若しくは吸管投入孔から5メートル以内の部分
(3)消火用防火水そうの側端又はこれらの道路に接する出入口から5メートル以内の部分

■救急コーナー『気道異物』
気道異物は、呼吸困難から窒息、最悪の場合、生命の危険を生じる可能性があります。窒息している人を見つけたら119番通報するとともに、次の(1)、(2)の方法で異物除去を試みてください。また咳が出るのであれば咳を続けさせてください。

(1)腹部突き上げ法
窒息している人の後ろから抱きかかえるように腕を回し片手で握りこぶしをつくり親指側をへそより上でみぞおちより下にあて、もう一方の手で素早く手前上方に圧迫するように突き上げる方法です。
※妊婦には行わないでください。

(2)背部叩打法
窒息している人の肩甲骨の間を手の付け根で力強く何回も連続して叩きます。
小さなこどもは腕に持ち、下を向かせて背部叩打法を行ってください。
意識がない場合や異物を除去できず意識を失った場合、直ちに心肺蘇生法を行ってください。

■次回の普通救命講習・再講習は2月2日(日)です
定員の都合上、日を改めて実施することもあります。職場、学校、自治会等団体でのお申し込みは、随時受け付けしています。
申込期限:1月23日(木)
申込み・問合せ:紀美野町消防本部 警防課
【電話】489-6302

◆11月の消防の動き
火災発生件数…0件

▽事故種別搬送人員

※( )内については、ドクターヘリ搬送