くらし 消防だより

火災・救急・救助は119番
「守りたい 未来があるから 火の用心」

■令和7年春の火災予防運動
3月1日(土)から7日(金)までの7日間にわたり、全国一斉に「春の火災予防運動」が実施されます。
この運動は、火災が発生しやすい時期を迎えるにあたり、火災予防思想の一層の普及を図ることにより火災の発生を防止し、火災による死傷者の発生や財産の損失を防ぐことを目的として毎年実施されているものです。
住民一人ひとりが、日頃から身近な家庭、職場等において防火を心掛けることが、火災から命と財産を守る行動に繋がります。
次に掲げる「いのちを守る7つのポイント」を特に留意し、火災の発生を未然に防ぎましょう。

○3つの習慣
(1)寝たばこは、絶対やめる。
(2)ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
(3)ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

○4つの対策
(1)逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
(2)寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
(3)火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
(4)お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

■外出先での地震への対処
地震が発生したとき、身の安全を確保するには一人ひとりが慌てずに適切な行動をとることが極めて重要です。

○自動車運転中の対処
・急ブレーキは禁物です。ハンドルをしっかり握り、徐々にスピードを落とし、道路の左側に停車しましょう。
・その場に自動車を置いて避難する場合は、緊急車両等の通行の妨げとなった際に速やかに移動させる必要があるため、車のキーはつけたままにし、ドアをロックしないで、避難をしましょう。

■太陽光パネルを触ったり、近づいたりしないようにしましょう
現在、全国的に太陽光発電設備が一般住宅も含めて、普及が進んでいる状況です。
太陽光パネルは、災害によって浸水や破損した場合でも感電する危険性があります。
太陽光パネルに安易に触ったり、近づいたりしないように、注意しましょう。

■救急コーナー「救急車の適正利用」
近年、救急車の出動件数・搬送人員数は全国的に増えています。
119番通報する前に、救急車が本当に必要か、自家用車や一般の交通機関を利用できないか、もう一度考えてください。
具合が悪いときは、まずかかりつけ医に相談するようにしましょう。また、どこの病院に行けばよいかわからない時は、和歌山県救急医療情報センター(24時間体制)で、診察可能な病院を案内してくれます。
【電話】426-1199
大切な人を守るために救急車を正しく使い、みんなで力を合わせ、地域の救急医療を守りましょう。

■次回の普通救命講習・再講習は4月6日(日)です
定員の都合上、日を改めて実施することもあります。職場、学校、自治会等団体でのお申し込みは、随時受け付けています。
尚、対象者は、紀美野町在住、又は勤務されている方です。
申込期限:3月20日(木)
申込み・問合せ:紀美野町消防本部 警防課
【電話】489-6302

■1月の消防の動き
火災発生件数…0件
▽事故種別搬送人員

※( )内については、ドクターヘリ搬送