くらし 【Notice】事前の備えや避難について考えましょう

■自分の命は自分で守る!
災害対策の3つの要素について、みなさんはご存じでしょうか。自分自身や家族で備える”自助”、地域で助け合う”共助”、行政が行う”公助”の3つがその要素ですが、この中でも特に重要なのが”自助”。「自分や家族の命は自分で守る!」ことが災害対策の基本です。
日頃の備えを心がけることで、命を守り、被害を軽減できる可能性が高まりますので、各家庭でどのような備えをして、どのような行動をとれば良いか、考えてみましょう。

・台風・大雨
10月にかけて接近・上陸することが多くなる台風。近年は急な集中豪雨も増えてきていますが、多くの台風・大雨は、地震とは異なり事前に備えることができます。

・地震・津波
台風とは違い、地震や津波はいつ襲ってくるかわかりません。7月30日には、遠くで発生した大地震によって、突然津波警報が発表されました。だからこそ、日頃の備えがより大切です。

◇備える
自宅や周辺地域にはどんな危険が潜んでいるでしょうか。安全性や避難場所などについて、前もって考えておくことが大切です。日頃の備えが命を守ることに直結することもあります。次の参考例をもとに、考えてみましょう。
・自宅の耐震性や家具の固定状況などを確認
・土砂災害や洪水の危険性、津波で浸水する地域かどうか、ハザードマップで確認
・日頃から、避難場所や避難ルートを確認
※避難場所や避難ルートは1つだけではなく、いくつか候補を考えておきましょう。地震の被害で1つ目の避難場所にたどり着けない場合は、すぐに別の避難場所を目指しましょう。
・家庭で備蓄
※食料や水など、人数や好みに合わせて考える。ローリングストックがおすすめ
・非常用持出袋を準備
※避難するときに持ち出せるよう、準備しておきましょう。特に、地震などの緊急時には荷物をまとめている暇はありません。

◇避難する
避難とは、「難」を「避」ける行動です。安全な場所にいる方は、避難する必要はありません。また、避難所へ行くことだけが避難ではありません。安全な親戚・知人宅も避難先として考えられます。早めの避難を心がけましょう。
・自宅が安全な場合は自宅で避難
・安全な親戚・知人宅への避難も検討
・避難するときは、非常用持出袋を持って避難
※避難する時間に少し余裕がある場合は、食料や水、常備薬、生活用品など、避難所で必要な物が追加できるかもしれません。

お問い合わせ先:総務課 防災対策室
【電話】29-7121