- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県智頭町
- 広報紙名 : 広報ちづ 2025年10月号
■“一緒に創る”智頭の恵みの味わい
8月23日(土)、那岐地区で開催された「かんがえ地蔵まつり」に、CHIPsメンバーが出店しました。
今回は、いざなぎ振興協議会の皆様の協力のもと、智頭米を使った機能性おにぎりの試作品を販売。食べやすさと栄養価(タンパク質・食物繊維)を意識し、お子様向けに一口サイズで作りました。
ありがたいことに、用意したおにぎりはすべて完売。「美味しかったよ」と声をかけてくださる人もあり、チームの気持ちはさらに高まりました。
今回の大きな収穫は、地域で育ったお米を活かせたことだけではありません。「地域の人と一緒に作れた」という実感です。CHIPsメンバーにとって、智頭町の人々に受け入れられ、共に新しい挑戦に取り組めることは何よりの喜び。こうしてCHIPsらしい前進を一歩ずつ重ねていきます。
▽CHIPs Audition 2025応募受付中!
応募締め切り:10月5日(日)
智頭町で新しい事業に挑戦したい人を募集しています。経験や地域との関わりは問いません。自分のアイデアを形にしたい人、地域と一緒に挑戦してみたい人の応募をお待ちしています。応募は本紙掲載のQRコードから!
▽参加者インタビュー
小林敬介さん ソイコム株式会社代表取締役
「智頭の味と、町のあたたかさを、おにぎりにぎゅっと。」
東京都在住で『ソイコム株式会社』代表取締役の小林敬介さんは、大豆を使った低糖質のパンやパスタを手掛けてきた食品開発のプロ。その経験を“智頭町の魅力を生かした形で役立てたい”と、CHIPs Auditionに応募しました。
小林さんが手がけるのは、智頭米や地元素材を活かした機能性おにぎり。健康志向をテーマに、子どもからお年寄りまで親しみやすい形で商品化を目指しています。
8月の試作品販売を終えて、「今回は短い滞在でしたが、町の人々と顔を合わせ、お話を伺えたのは非常に有意義でした。現場での経験や皆さんとの協業で、情報量も理解もぐっと深まります」と小林さん。まだ構想段階のプロジェクトですが、町の人と直接やり取りしながら進めることで、地域に根ざした新しい挑戦が少しずつ形になってきています。
