- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県南部町
- 広報紙名 : 広報なんぶ 2025年9月号
7月20日から8月31日までの期間、全国32会場で開催された夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会が、7月30日(水)にとっとり花回廊の野外ステージ広場で開催され、早朝から約600名もの参加者が集まり、心地よい汗を流しました。 参加した人たちは、出演者のかけ声に合わせて体をほぐし、午前6時30分からおなじみのテーマ曲とともにラジオの生放送が始まり、ピアノの演奏に合わせて約10分間、腕や足を伸ばしたり、跳びはねたりして、元気よく体を動かしました。当日は、参加者の元気な声がラジオを通じて日本全国、海外に向けて放送されました。
家族で参加されていた男性は、「朝日を浴びながら体を動かすことができて気持ちよかった。子どもも楽しんでくれた」と笑顔で話しました。
また、米子市から友人同士で参加されていた女性は、「天候もよく会場から見える大山がすごくきれいだった。青空の下で体を動かすことができてよかった」と清々しい様子で話しました。
8月3日(日)、キナルなんぶを会場にキナルsummerフェス2025が開催されました。このイベントは、法勝寺地区地域振興協議会と南部町の共催で実施されました。
会場となったキナルなんぶの駐車場には、株式会社TMSによるクレーン車や日ノ丸自動車株式会社による路線バスの展示のほかに、起震車、消防車などが並び、多くの来場者で賑わいました。
路線バスを展示した日ノ丸自動車株式会社米子支店の小笹登支店長は、「安心して利用してもらえるよう路線バスのことをもっと知ってもらえたら」と期待を語りました。来場者は消防車の運転席に座り記念撮影をしたり、起震車で地震の揺れを体験したりと、楽しみながら防災への意識を高めました。
また館内では、当時中学生だった生徒たちが考案した防災ボードゲーム「SHYG」(シャイグ)を使ったイベントも開催されました。参加した男性は、「中学生が作ったとは思えないくらい完成度が高い。公民館や学校への避難を最終目的にしていて、子どもたちが楽しく防災を学べるよう工夫されていた」と感心した様子で話しました。
7月11日(金)、キナルなんぶを会場に「第75回社会を明るくする運動西伯郡研究大会」が開催されました。本大会は第75回”社会を明るくする運動”南部町推進委員会と西伯保護区保護司会が主催し、関係者らが参加しました。
会では、犯罪や非行のない安全で安心な明るい社会を目指し、永江多輝夫さんによる講演が行われました。永江さんは講演の中で、社会の変化に伴う義務教育のあり方や多様性に対応できる学校の必要性について話し、参加者からは、「地域全体で子どもたちの健全な成長を支える重要性を再認識することができた」という声が聞かれました。
8月9日(土)にとっとり花回廊にて、公共交通を楽しもうDAY!塗り絵コンテストの表彰式が開催されました。年代区分別で5つの賞が設けられ、受賞者には表彰状と豪華景品が贈られました。
中学生の部で「緑のふれあいバス賞」を受賞した田子凛奈さんは、「自然豊かな南部町をイメージして描きました。もし自分が描いたバスが町内で走っていたらすごく嬉しいです」と、話しました。また塗り絵の台紙を提供いただきました日野自動車株式会社の川田尚侑さんは、「皆さんに描いていただいた塗り絵が今後の公共交通を盛り上げていくものになればと思っております」と期待を語りました。