くらし 2025年3月号No.11 奥大山パークレンジャー通信

奥大山パークレンジャーは江府町の国立公園で自然環境を保護するための活動を行っています。
編集:サトカン

■2月活動報告
◯望遠鏡の操作を学ぶ
2/6 星空観察会で望遠鏡を使うためパークレンジャーで勉強会を実施しました。土台の設置から望遠鏡の細かな操作まで。冬季の夜空は空気が澄んでとても綺麗ですが、悪天候になりやすいのが悩み所です。また天候が落ち着きそうな春から観察会を行いたいです。

◯奥大山ワークショップを開催
2/16 大山周辺の魅力ってなんだろう?大山周辺で様々な活動をしている人が集まり、思いや魅力を出し合い共有するワークショップを行いました。各々のグループで出たアイデアはブログ→でUPしています。

◯休暇村奥大山で生き物のお話会
休暇村奥大山で宿泊者に実施されているふれあいプログラムがあります。冬の特別版として鏡ヶ成に生息する哺乳類のお話をさせていただきました。生き物クイズやたぬきなどの毛皮を用いて生物に関心を持ってもらいました。

◯鏡ヶ成の環境保全に関する会議
鏡ケ成保全再生活用協議会は江府町役場、鳥取大学、環境省、サントリーなど産官学が連携し山焼き,草刈り,カタクリ保護など保全再生活動をおこなっています。2/21に今年度の振り返りと次年度計画の会議を行いました。

■奥大山の旬
鏡ヶ成、木谷沢はまだ銀世界。ですが標高の低い場所の樹木は蕾を膨らませ春の準備へ。越冬のため日野川・人里に集まっていた小鳥やカモ類はそろそろ北国へ旅立ちの時期。見納めになります。
写真はミヤマホオジロ
※写真は本紙裏表紙をご覧ください。

▼パークレンジャーからのお知らせ
◯1年間ご愛読ありがとうございました!
町報こうふ令和6年5月号から連載させていただいた奥大山パークレンジャー通信。令和7年度からは様式が変わりますが継続していく予定です。お楽しみに!