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富田城の魅力を全国へ~月山富田城まちづくり委員会~

日本百名城、月山富田城。その魅力を広め、後世に伝えるべく「月山富田城まちづくり委員会」が活動を進めています。
令和5年2月、これまでそれぞれに活動を行っていた3団体が合併し、「月山富田城まちづくり委員会」が設立されました。
同会は「観光ガイド部」「手作り鎧(よろい)かぶと部」「環境部」「広報部」「総務部」からなり、個人65人と15団体が月山富田城の振興に関わる活動を行っています。
活動に関わるのは会員だけに限りません。年に3回行う環境整備活動では、地元の自治会や建設会社、観光協会なども協力し、約80人の体制で草刈りや枝打ち作業を行います。富田城の散策コースは「こんなにきれいな城跡は他にない」と訪れた人からも好評です。
同会は広報活動にも力を入れており、令和6年には「尼子氏を大河に」と大河ドラマ化に向けた署名運動を開始しました。署名は、令和7年4月現在で約3000筆を集めています。
さらに、かつて尼子氏の支城であった「尼子十旗」の関係団体との連絡会を結成。お城EXPOへの出展など、連携した広報活動を始めました。
会長の平原金造さんは、「今後も月山富田城の魅力を発信し、地域を盛り上げていくとともに、次の世代に伝えていくための活動を進めていきたいです」と今後の抱負を語りました。