イベント うんなん日和~まちの話題を紹介します(1)

■尾原ダムで水難救助訓練
6月4日と5日の2日間、雲南消防本部主催による水難救助訓練が尾原ダムで行われました。
この訓練は、水難事故発生時における安全、確実な救助技術の向上と隊員の連携力向上を目的として行われるもので、毎年、出水期前のこの時期に実施しています。今回の訓練では、市がBandG財団との事業により整備した救助艇の操作訓練や雲南消防本部が所有するドローンを使用した捜索訓練、救命索(きゅうめいさく)発射装置※の取り扱い訓練など、実災害を想定した訓練が行われました。
※救命索発射装置:水難救助の際、圧縮空気でロープと浮環を飛ばし、要救助者に渡すための救命資機材

■楽しみながら防災を学ぶ 三刀屋放課後児童クラブと三刀屋高校JRC部の交流活動
6月9日、三刀屋放課後児童クラブに三刀屋高校JRC部の部員5人が訪れ、防災活動を通して交流しました。
三刀屋高校JRC部では防災の取り組みも行っており、その一環として児童クラブを訪れ、児童たちに防災紙芝居や災害時に瓦礫の上を歩くことができる新聞紙スリッパを一緒に作るなど、啓発も兼ねて遊びながら交流して過ごしました。児童は「新聞紙で作ったのに、歩いても痛くなかったのでびっくりした」、「家に帰って、家族にも教えてあげたいです」と感想を話していました。

■加茂中学校全校奉仕活動
6月12日、地域の公共施設や事業所、個人宅などの美化活動を行う加茂中学校全校奉仕活動が行われました。
地域に何かの形で貢献することで、奉仕活動の意義を知り、地域社会の一員であるという意識を育むことが目的です。そのうち、一人暮らし高齢者宅へ活動に行った班では、庭の草取りや窓掃除などを行いました。作業の合間の休憩では交流もあり、高齢者からは、「毎年来てもらっており、嬉しくて涙が出ます」と感謝が伝えられる場面もありました。

■雲南市小中学校連合音楽会
6月13日、雲南市小中学校連合音楽会が三刀屋文化体育館アスパルで行われました。
市内21の小中学校の児童生徒が、午前の第1部、午後の第2部に分かれ、合唱、合奏、吹奏楽などで、これまでの練習の成果を披露しました。発表が終わると会場内は大きな拍手に包まれていました。力を合わせて助け合いながら練習することや、大きな舞台で他校の児童生徒や多くの保護者が見守る中で発表することは、児童生徒たちにとって貴重な経験となりました。

■伝わりやすさを工夫して 吉田中学校2年生福祉人権学習
6月19日、吉田中学校2年生6人が福祉人権学習でケアポートよしだの高齢者の皆さんと交流活動を行いました。
地域福祉への理解を深め、実践的な態度を育むことを目的に5月から学習を始め、福祉のことや障がいのこと、障がいのある方や高齢者の方が感じている地域課題のことなどを学び、あいサポーター研修も受けてきました。事前に作成した「自己紹介カード」を使って自己紹介をし、ユニバーサルデザインを題材にしたクイズなどを通して和やかに交流を深めました。

■菅谷たたら山内の夜を満喫 ホタルとたなばたとナイトミュージアム
6月22日、吉田町の菅谷たたら山内を会場に「ホタルとたなばたとナイトミュージアム」が公益財団法人鉄の歴史村地域振興事業団の主催で開催されました。
イベントではまず、ガイドの朝日光男(あさひみつお)さんの説明を受けながら全国で唯一現存する「菅谷高殿」を見学。その後、山内にある元小屋で弁当を食べ、七夕飾りづくりを体験。作成した飾りを笹に飾り付け、ライトアップされた様子を眺めました。最後は山内の近くを流れる川沿いを歩きながらホタルの乱舞を観賞しました。

■戦後80年にあたり 雲南市戦没者追悼式
6月27日、雲南市戦没者追悼式を木次経済文化会館チェリヴァホールで、ご遺族の皆さんなど約240人の参列のもと厳かに執り行いました。
参列者全員で黙とうを捧げた後、石飛市長、雲南市遺族会 難波幸夫(なんばゆきお)会長、松林市議会議長より追悼のことばを捧げ、遺族代表や来賓の方々とともに献花を行いました。また、平和学習の一環として木次小学校、西日登小学校、田井小学校の児童47人も参列し、会場全体で世界の恒久平和を祈念しました。

■大東公園サッカー場へ芝生の苗植え
6月29日、大東公園多目的広場(サッカー場)で、芝生のポット苗の移植作業を実施しました。
移植した苗は日本サッカー協会から提供を受けたもので、その総数はなんと2万株。地域の方や地元サッカー愛好家を中心に約250人のボランティアの皆さんが集まり、苗を植える人や植えた苗に土をかける人、苗を運ぶ人など役割分担を工夫して苗植えを進めました。早朝7時20分に開始した作業は、およそ1時間後には2万株全ての苗を植えて終了しました。