くらし 令和7年度 当初予算の概要

今年度の一般会計当初予算は、昨年度と比べ7.1%(5億7千万円)の減少となりました。昨年度実施した町営住宅や病児・病後児保育施設の建設など、大規模建設事業が終了したことが主な要因です。
予算規模は例年並みに落ち着きましたが、賃金上昇や物価高騰により人件費や指定管理料など経常的な経費の増加が続いており、基金(貯金)を取り崩すことで対応しています。
第3次総合振興計画に掲げる5つの政策分野のもと、本町の将来像を実現するため、限られた財源を効果的に活用していきます。

◆一般会計・特別会計合わせて 108億7,539万円(前年度比3.7%減)
町民1人当たり・1世帯当たり(令和7年4月1日現在)
人口:4,251人
世帯:1,939戸
[使用する費用(一般会計)]1人当たり:176万円・1世帯当たり:386万円
[納税額(町税)]1人当たり:11万円・1世帯当たり:25万円

◆一般会計当初予算 74億8,652万円

◇収入
歳入の半分以上を占める地方交付税は、国の制度改正や予算規模等を踏まえ昨年度同額の40億円を、町債(借金)は大規模建設事業が比較的少なく昨年度から4億5千万円減少し、6億5千万円の発行を予定しています。基金(貯金)の取り崩しは、経常的な支出の増加により5億7千万円となりました。

◇支出
今年度に実施する予算規模の大きな建設事業は、総務費の赤名農村環境改善センターの大規模改修(1億3千万円)、土木費の町道改良工事(1億7千万円)や町営住宅の改修工事(7千万円)などがあります。
公債費(借金の返済費用)の総額は11億8千万円で、昨年度から3千万円減少しましたが、依然として返済資金の調達が厳しい状況が続いています。

問合せ:総務課(財政担当)
【電話】76-2211