子育て 新岡山県不登校総合対策
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県
- 広報紙名 : 晴れの国おかやま 令和7年2月号
■誰一人取り残されない岡山県の教育に向けて
OKAYAMA 夢につながる学びプロジェクト
これまで、「教育県岡山の復活」に取り組んできた結果、学校の「荒れ」の問題は一定の改善が見られました。落ち着いて学習できる環境の下、児童生徒の一人ひとりのニーズや状況に応じた教育を推進することで、新しい時代の要請に応えられる人材を育成しています。
一方で、昨年10月に公表された国の不登校に関する調査結果では、本県の不登校児童生徒の出現割合は全国平均を下回っているものの、依然として増加傾向にあります。
こうしたことも踏まえ、県教育委員会では、新たに取りまとめた「新岡山県不登校総合対策」に基づき、誰一人取り残されない学びの実現に向けて、学校が「誰もが通いたくなる魅力ある場所」となるよう、子どもを真ん中にした学校づくりを推進します。また、児童生徒一人ひとりのニーズにあった多様な学びの場の確保にも努めるなど、不登校対策を総合的に進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
岡山県知事 伊原木隆太
◇不登校対策の基本的な考え方
《誰一人取り残されない学びの実現》
どのような状態の子どもでも学びにつながることができるよう、学校における指導の改善・充実や学校外での学びの場づくりを推進します。
(1)学校を、子どもたち誰もが通いたくなる魅力ある場所とします
(2)子どもたち・保護者と丁寧なコミュニケーションを図ります
(3)子どもたちに、多様な学びの場を用意します
◇不登校の現状
本県の不登校児童生徒の出現割合は、全国と同様に増加傾向にあります。
また、本県では不登校に悩むすべての児童生徒が専門的な相談・指導等を受けられるよう努めています。
※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果を利用し独自に集計
【1】学校を、子どもたち誰もが通いたくなる魅力ある場所とします
授業や学校行事、校則の在り方などを検証し、子どもを真ん中にした教育活動が行われています。
〔失敗を恐れず挑戦できる場所〕
⇒PBLの推進
PBLとは、(Project Based Learning)「課題解決型学習」のこと
県内の公立小学校、中学校等が「人・こと・もの」と関わりながら主体的かつ探究的な学習に取り組んだ過程や成果を表彰する「おかやま学びたい賞」などの取り組みを行っています。
⇒子どもを真ん中にした教育活動
校則の見直しに挑戦している県立高校
~岡山県立岡山御津高等学校の取り組み~
主な取り組み…「校則の見直し」
令和5(2023)年度生徒による「校則検討委員会」設立
・自由な服装で登校できる「フリードレス期間」を設定
・試行後アンケートの結果、生徒・教職員9割が賛成!
・今年から本格実施!
【2】子どもたち・保護者と丁寧なコミュニケーションを図ります
学校に行きづらさを感じている児童生徒に対して、専門家や関係機関と連携し、「チーム学校」で最適な支援策を検討します。
「チーム学校」の一員として相談者から丁寧にお話を伺い、地域や関係機関のご協力も得て、子どもたちが元気に過ごせる環境を整えていきます。人に頼る・甘える・相談する力は、生きるための大切なスキル。私たちにご相談ください。
スクールソーシャルワーカー
延原栄子さん
【3】子どもたちに、多様な学びの場を用意します
学校内外を問わず、学びの場や支援機関などの情報を提供し、学びに繋がる支援を行います。
○オンライン応援室「まんまリンク」
メタバース空間でアバターを使って、おしゃべりなどが可能
○岡山県教育支援センター「MyPlace」
登校できていないが、高校進学を目指す中学生のために県立高校施設内に設置した居場所
この他にも学びの場として、「自立応援室」「市町村教育支援センター」「図書館、博物館などの社会教育施設」「学びの多様化学校」「フリースクール」があります。