くらし もしも…への備えが命を守る―津山市地域防災計画の修正

市では、国の防災計画や県の地域防災計画の修正、近年発生した災害などを踏まえ、地域の災害・災害復旧などについて定める基本的な計画「津山市地域防災計画」を見直しました。この機会に、皆さん自身も災害への備えや避難計画について見直してみませんか。

■津山市地域防災計画ってなに?
地震や風水害などの大規模災害が発生したとき、皆さんの命や暮らしを守るため、市、消防、警察、自衛隊、医療機関、地域の団体などが協力し、一体となって進める防災活動を定めたものです。
計画には、市などの行政機関が災害への備えや支援を行う「公助」に加え、自分の命を自分で守る「自助」や、地域で助け合う自主防災組織への活動支援など「共助」に関係する内容も盛り込まれています。
「自助」「共助」「公助」の連携による、防災に強いまちづくりを目指しています。
(計画の例)例えばどんなこと?
公助:避難所のほか防災施設の整備や運営支援など
自助:家庭での備蓄、防災知識の普及など
共助:定期的な避難訓練や防災知識の普及活動など

◇津山市地域防災計画の主な修正項目
(1)被災地の情報収集と支援
(2)災害時に必要な資機材・設備などの準備
(3)避難所以外で避難生活を送る被災者の支援
(4)避難所の生活環境改善 など
避難所の生活環境改善?例えばどんなこと?
・避難所でも安心して過ごせるように
6月26日に行った避難所設営訓練では、避難所のレイアウト図を作成しました。

■あなたの備えもアップデート!
一人ひとりが「もしも…」をイメージし、防災への備えを更新してみませんか。

■作ってみよう、マイ・タイムライン
マイ・タイムラインは、災害時に備え「いつ・誰が・何を行うか」について、平常時の事前確認から災害発生までを時系列で整理する個別の避難行動計画です。
災害やその危険が高まっているときには、慌てず、落ち着いて命を守る行動をとることが一番大切です。

◇マイ・タイムライン作成のポイント
〔ステップ(1)〕自宅の状況を確認
ハザードマップで、自宅周辺の注意が必要な区域を確認しよう

〔ステップ(2)〕避難場所や行動の流れ、持ち物などを事前に確認
・どこに、誰と、どのように移動するか確認しよう
・どの警報や注意報が出たときに行動を始めるかや、避難に必要なものを確認しよう
※安全に行動するためには事前の準備が大切!

〔家族との共有〕
我が家のマイ・タイムラインとして家族で話し合って情報共有しておきましょう

※マイ・タイムラインの作り方について、詳しくは本紙をご確認ください。