スポーツ 岡山シーガルズ 飽くなき挑戦(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県赤磐市
- 広報紙名 : 広報あかいわ 令和7年11月号
◆岡山シーガルズの熱き挑戦にエールを!
山陽ふれあい公園総合体育館を練習拠点の一つとして活動するバレーボールチーム・岡山シーガルズ。チーム名の由来である「海が近く、大空に飛び立つカモメ」を表した青と白のユニフォームを着てコート内で戦う姿が目に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
岡山シーガルズは、1999年に地域密着型市民クラブとして誕生しました。「発展と調和」をモットーに、地域と共に成長し続ける市民クラブチームになることを理念に掲げ、「勝利」を目指し戦っています。
SVリーグ創設2季目を迎える今シーズンが、10月10日に開幕しました。今シーズンのチームスローガンである「飽くなき挑戦」。その挑戦の裏側には、選手やスタッフの想い、市民の温かい応援があります。会場でその想いを感じながら、共に戦いませんか。
◆赤磐市×シーガルズの歴史
平成17年の第60回国民体育大会(晴れの国おかやま国体)で、山陽ふれあい公園総合体育館がバレーボール成年女子6人制競技の会場となりました。
岡山県代表であるシーガルズは赤磐の地で見事に国体4連覇を達成しました。
国体を契機に赤磐市と縁ができ、平成13年からは山陽ふれあい公園総合体育館を練習拠点としています。平成24年5月には、連携・協力協定を締結し、赤磐市がホームタウンとなりました。
◆新キャプテン、チームを支えるスタッフにインタビュー
◇声援がチームの力になる
今季のチームは、とても若いチームで、まだ安定性に欠ける部分はありますが、結束力からくる粘り強さはどこのチームにも負けていないと感じています。ホームゲームの魅力は、こんなにもたくさんの味方がついてくれていると実感でき、苦しい場面や迷ったときに、皆さんの応援が本当に勇気を与えてくれるところです。また、地域の人が行事などでお会いしたときに激励の言葉をおくってくださったり、差し入れをくださったりすることも励みになっています。
今シーズンも高い集中の中で、全員で前を向いて挑戦していきます。温かい応援をよろしくお願いします!
新キャプテン
#26 長瀨 そら選手
◇挑戦が未来を拓く、若き選手たちとともに
思い切りの良いプレーや新しいことに対して前向きに挑戦する姿勢が、チーム全体の活性化につながっているように感じます。日々の指導では、選手一人一人が苦手なプレーに対して挑戦し、克服できるような球出しや環境作りができるように心がけています。
練習拠点の一つである山陽ふれあい公園では、地域の皆さんから声をかけていただくことが多くあります。ホームゲームにもたくさんの人が会場に来てくださっており、赤磐市の温かさを実感しています。
若い選手が多く、伸びしろがたくさんあるチームです。選手それぞれの良さを引き出せるよう一緒に頑張っていきたいと思います。
コーチ
伊藤 悠利さん
◇選手からスタッフ、そして赤磐市で子育てをする一人の母として
選手時代の「晴れの国おかやま国体」での民泊をきっかけに、地域の皆さんがチームを娘のようにかわいがってくださったり、怪我でリハビリ中でも声をかけてくださったりと、人の温かさを実感しました。実際に住んでみると、自然や公園が多く、周辺地域も静かで、仕事と生活の切り替えがしやすいことが赤磐市の大きな魅力だと感じました。私自身、子育てをしており、親だからこそ子どもの興味、体験、感動できることを応援したいと思っています。SVリーグの試合には、きっと心を動かす何かがあります。ぜひ会場で観戦してください!
スタッフ
藤岡 まりさん
◆岡山シーガルズの〝〇〇〟
Q.一番チーム思いの選手は?
#26 長瀨 そら選手
(理由)
・いつもチームがうまくいくことを優先して考えながらも、一人一人の選手に寄り添う優しさをとても尊敬している
・チームが良くなるように常に考えてくれている
Q.〝ここぞ!〟というときに決めてくれる・盛り上げてくれる選手は?
#2 佐伯 亜魅加選手
(理由)
・破壊力抜群のスパイクとダイナミックなガッツポーズ
・あみかが決めてくれるとみんなが盛り上がる
Q.チーム一番のムードメーカーは?
#4 小松原 凜香選手
(理由)
・どう面白くするかを常に考えている、笑いに貪欲なシーガルズのエンターテイナー
・人をよく見ているのでどんなボケでも拾ってなんとか笑いに変えてくれる
◆地元から盛り上がっていくことが大切
岡山シーガルズと地域に交流が生まれたのは、平成17年に開催された「晴れの国おかやま国体」がきっかけです。選手や事務局は、シーズンや試合の合間にお花見や夏祭りの屋台の手伝い、清掃活動など地域の行事に積極的に参加してくれています。こういった姿を見ると、選手に親しみがわき、勝敗に関係なく選手個人を応援したくなりました。地域と選手との距離感が近いのは、岡山シーガルズの一つの魅力であると感じています。
また、試合観戦を通して、会場で会うと話をする知り合いができるなど、観戦以外にも楽しみができています。
SVリーグ創設2季目となる今季、赤磐市で開催されるホームゲームからしっかりと応援していきたいです。
◆地域の皆さんと共に
岡山シーガルズは、チーム創設以来、地域密着型市民クラブチームとして競技活動だけでなく、チームを支えている地域の皆さんへの恩返しとして、地域活動を積極的に行っています。昨シーズンには、1年間の地域貢献活動で特に優れたクラブに贈られる「最優秀社会連携クラブ賞」を受賞し、その活動が広く認められています。
◇認知症・成年後見制度街頭啓発活動
参加者:宮川選手、中井選手
認知症や成年後見制度の正しい理解を目的に、認知症予防支援ボランティア、市民後見人、司法関係者などの多くの人と協力して、チラシの配布や呼びかけを行いました。
◇コーチは岡山シーガルズ(山陽北小学校)
参加者:松本選手、城戸選手、伊藤コーチ
選手からパスの指導を行い、バレーボールの「みんなでつなぐ」を生徒に意識してもらうことで、「思いやり」の心が大切だと感じてもらう時間になりました。
◇市長と気軽にトーク 特別編
参加者:山城選手、小松原選手、中井選手、𠮷田さん
スポーツを通じたまちづくりをテーマに、市長や市職員と意見交換を行い、地域活性化や赤磐市との連携事業について話し合いました。
◇健康料理教室~実践したい「骨対策」の食事~
参加者:山城選手、中井選手、𠮷田さん
選手と一緒に調理から会食まで、チームの近況や今後の試合などのお話をしながら楽しく交流しました。