くらし 奈義町SDGsのつどい ~未来を創るひとづくり~

■実施したアンケートでは町内外の方からコメントをいただきました
・お話し隊、試食、アイデア発表もあってか、子どもから子育て世代も多く参加しており、賑やかでよかった。若い世代の活躍をうれしく思いました。(奈義町・40代)
・元気な子どもたちの笑顔、奈義町の農業についても違う角度から知ることができた。また、国際的なことも知らないことが多く勉強となった。(津山市・50代)
・外から見た奈義町のよさを改めて気づかされました。(奈義町・70代)
・奈義町では行政と町民とのコミュニケーションが取れている。発表者たちが同じことを言われているのが“本物”だと感じた。(真庭市・60代)
※アンケートより一部抜粋

■次世代につながる農業を!
高井智成(たかいちせい)さん

農業をはじめるにあたり心配なのは機械が必要で費用がかかることです。初め3年間は経営資金がありますが、それだけでは長期栽培は難しく、同業者や営農組合に機械を借りてコストをさげる連携が大切だと感じました。
作物の栽培方法、収穫方法も実際の作業の中では苦労しました。
そこで生産者同士、意見を交換し、工夫することで出荷量を増やす挑戦をしました。実際、NAGIキャベツグループでは栽培は各自で行い、収穫、出荷作業を助けあい、主にカット野菜の加工会社に1日何トンものキャベツの出荷が可能となりました。
また、農業の3Kという「きつい」「汚い」「危険」なかでも「きつい」が問題視されてきましたが、今は「稼ぐ」「効率化」「簡略化」とこれからの農業のキーワードになるそうです。動力噴射機もドローンによる効率化がはかれ、少人数で短時間に作業が可能となり電力使用で環境にもやさしくなりました。
長期的な農業の未来のためにコストはかかりますが、化学肥料から有機肥料の使用へと変えています。高齢化が進み管理しきれなくなる農地を有効活用し奈義町産の作物を作っていきたい。次世代の農家が増えることを、これからも願っています。

■奈義町に伝わるたくさんの昔話を語りたい!
黒籔蒼空(くろやぶそら)さん・有元謙真(ありもとけんしん)さん・林原志知(はやしばらもとはる)さん・鷲田遥香(わしだはるか)さん・元番優歌(ばんばゆうか)さん・野林美波(のばやしみなみ)さん

奈義町なぎの子塾の中の「なぎっ子おはなし隊」として「なぎ昔話語りの会」の指導を受け活動しています。
語りを始めるきっかけは、おじいちゃんに奈義の民話の本をもらって、色々な場所で色々な昔話を聞いておもしろいと思ったことや、幼稚園、小学校で「なぎ昔話語りの会」による民話の語りを聞き、自分も語り手になってたくさんの人に聞いてほしいと思ったからです。
奈義町は小さな町なのにたくさんの昔話が残っています。ひとつのお話で色々な様子や言葉が想像できるからおもしろいです。
昔話を伝えていくのは大事なことなので今後、大人になっても子どもたちに話を語り、昔話が好きな人が多い町になってほしいです。
これからもたくさんの人に昔話を語っていきたいです。

問合せ:情報企画課
【電話】36-4126