くらし 地域おこし協力隊活動記 vol.114

4名の協力隊が卒業します

本町で活動する地域おこし協力隊の4名が、3月末で活動任期を終えて卒業します。
4名の協力隊は、子育て支援、空き家活用、コミュニティ醸成、移住・定住促進など、それぞれの分野で活動し、さまざまな場面で久米南町の活性化に取り組んできました。
隊員の活動に、温かいご支援とご協力をくださった町民の皆様、ありがとうございました。

■二階堂尚子(にかいどうなおこ)(子育て支援)
子育て支援の担当として、町の親子クラブ「ゆずっこクラブ」と一緒に活動し、イベントの開催や毎週の子育てサロンで、たくさんの親子と出会う中、「子育てをするお母さんたちが、少しでも子育てを楽しくできれば」との思いを持って活動してきました。
また、町内の小中学生と活動を共にすることも多く、純粋な子どもたちの多さに、子育て環境の良さを実感しました。
3年間支えてくださった町の皆さんに感謝しながら、今後もこの町で皆さんとのご縁を大切に生活していきたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします。

■岡田充泰(おかだみつひろ)(空き家活用)
空き家の利活用担当として、地域の空き家を活用して「人が集まる場所づくり」を目指し、地域の方や県内大学と連携して、DIYで改修作業に取り組んできました。学生合宿や作業体験など、多くの皆さんに参加いただき、地域との交流を通じて、町の良さを知ってもらうことができました。
卒業後も学生をはじめ、多くの人にこの町の良さ、人の温かさを知ってもらえるよう、地域と交流できるきっかけをつくっていければと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いします。

■大久保達功(おおくぼたつのり)(コミュニティ醸成)
コミュニティ醸成と美しい森利用促進の2分野で活動してきました。地域のイベントを盛り上げるため、司会や準備、片付けなど、地域の皆さんと一緒に汗を流したり、美しい森の利用者増加を目指し、地元小学生と一緒に看板を作ったり、独自のイベントも開催してきました。
3年間で多くの皆さんの笑顔に出会い、この町が大好きになりました。これからも、久米南町で生活していきますので、引き続きよろしくお願いします。

■木下加奈絵(きのしたかなえ)(移住・定住促進)
移住・定住促進の活動として、東京や大阪での移住相談会で町のPRや移住希望者へのアドバイス、移住体感ツアーでは、町の案内を行い、自身でも「農村親子留学」や「農村企業研修」などを行い、県外から久米南町へ来る人を増やす活動に取り組みました。
卒業後は、移住してきた私から伝えられる町の魅力を発信できるような体験型の民泊と週末は予約制のカフェをしようと考えています。今後も、協力隊としてつながったご縁を生かしながら、町で生活できたらと思います。