- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県吉備中央町
- 広報紙名 : 広報きびちゅうおう 2025年10月号 Vol.252
■2日目
▽いかだ乗り
2日目は、楽しみにしていた「いかだ乗り」です。
始めに、職員の方から指導を受けた後、班員で協力しながらいかだを海に運び、約600m離れたビーチを目指して出発。仲間と呼吸を合わせて、前へ前へといかだを進めていきました。
無事ビーチに到着した班は、貝殻や石、シーグラスなどを拾ったり、海で泳いだりと、楽しく過ごしました。
じりじりと焼けつくような日差しの中、なかなか思うようにいかだが進まず、時には「もう無理!」「助けて!」という声も上がりましたが、最後には、すべての班が無事ゴールにたどり着くことができました。本当にお疲れさまでした!
▽振り返り
午後は、この2日間の振り返りを行いました。「わ・が・と・も」をキーワードに、「分かったこと」「頑張ったこと」「友だちの良かったところ」「もっと知りたいこと、やりたいこと」を一人一人考え、模造紙にまとめていきます。その後、「できるだけ全員でチャレンジしよう!」というスタッフの声掛けの下、児童が代わる代わるマイクを持ち、班で出た意見を発表しました。
また、課題として班ごとに取り組んだ「思い出お絵かき」には、2日間の思い出がそれぞれの形で描かれ、児童たちの多彩な個性がいっぱいに詰まっていました。
▽退所式and解散式
退所式では、児童を代表して、今井(いまい)さん(加賀南小)が2日間の感想と、カリヨンハウスの職員の方への感謝の気持ちを伝えました。
◆教育委員会事務局からのコメント
1日目の出発式では、児童たちは早朝の眠たさ、慣れない環境での不安と緊張から顔をこわばらせていましたが、2日間さまざまな活動を体験する中で、自ら進んでチャレンジすることができていました。
困っている友達への声掛けや気遣いもできるようになっていき、来年の春に迎える中学校生活に向けた新しい絆がはぐくまれたと感じました。「同心協力」、いつまでも助け合い、強い絆で結ばれた仲間であってほしいと願っています。