くらし 令和7年度 主な事業(1)

■1.出産・子育て応援関連事業
「こどもまんなか尾道」をスローガンに、子育て環境の充実に取り組みます。妊娠期から出産・子育て期のすべての家庭が安心して子育てできるよう、切れ目のない支援体制のさらなる充実を図ります。

▽保育料第2子以降無償化事業
1億7025万円
第2子以降の0~2歳児の保育料を無償化するとともに、きょうだい数の算定対象を保護者の所得状況にかかわらず同一世帯の全ての子どもとすることで、多子世帯への経済的負担の軽減を図ります。

▽子育て支援施設ICT化推進事業[一部新規]
1073万円
保育施設や子育て支援施設等のICT化を進め、子どもの安全確保や保護者の利便性の向上を図ります。また視認性の高い子育て支援サブサイトを構築し、子育て中の保護者等に分かりやすく、伝わりやすい情報発信の取組を強化します。

▽産後ケア事業[一部新規]
230万円
産後の心身の負担が大きい時期に必要とするすべての産婦が産後ケア事業(訪問型または日帰り短時間型)を1回無料で利用できるよう支援し、産後の不安や負担を軽減します。

▽子ども医療費助成事業
3億2117万円
世帯の所得にかかわらず、18歳までの子どもを医療費助成の対象とし、子どもの健康管理と養育する家庭の経済的負担の軽減を図ります。

▽ぽかぽか・おむつ定期便事業
3192万円
1歳になるまでの子どもを育てている家庭に対し、子育て経験のある配達員が、毎月おむつ等の育児用品を届け、子育ての不安や悩みを聴きながら見守りを行います。

▽多世代同居等新築住宅取得支援事業
2100万円
子育て世帯等の市内定住・親世帯等との支え合いを促進するため、新築住宅を取得し、親世帯と同居・近居する子育て世帯等に、住宅取得費用の一部を支援します。

■2.未来へつなぐ学びの環境整備事業
夢と志を抱き、グローバル社会を生き抜く子どもを育成するため、尾道みなと小・中学校及び学校給食施設の整備のほか、大学の学修環境充実のための図書館新設を支援するとともに、市民一人ひとりが、生きがいのある充実した生活を送ることができるよう、社会教育施設等の整備に取り組みます。

▽尾道みなと小学校及び尾道みなと中学校整備事業
5億4760万円
久保・長江中学校区の学校再編に伴い、統合小学校及び統合中学校の新校舎等を整備します。

▽学校給食施設整備事業
19億1975万円
将来にわたって安全で安心できる給食の提供を継続しながら、中学校全員給食開始に向け、給食施設を計画的に整備します。

▽公立大学法人尾道市立大学支援事業
11億円
大学の学修環境の充実を図り、地域の生涯学習や交流の場としても活用できる大学図書館新設を支援します。

■3.価格高騰対策関連事業
日常生活に密接なエネルギーや食料品等の価格が高騰しており、深刻な影響を受けている市民及び事業者の負担を軽減するため、市民生活や地域経済への必要な支援に取り組みます。

▽個人住民税定額減税・定額減税補足給付金給付事業
2億1880万円
物価高騰により厳しい状況にある生活者・事業者を支援するため、令和6年度個人住民税の定額減税及び減税しきれない人への補足給付の差額を給付します。

◇生産性向上等支援事業
3000万円(R6繰越)
物価高騰の影響を受ける市内事業者の経営基盤の確立や新たな事業展開を図るため、デジタル技術を活用した設備の導入などにより、業務の省力化や生産性向上に取り組む事業者を支援します。

◇学校給食食材費高騰対策事業
7100万円(R6繰越)
栄養摂取基準を満たす給食の安定供給ができるよう、物価高騰等に伴う食材費高騰分を支援し、保護者負担の軽減を図ります。