- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県尾道市
- 広報紙名 : 広報おのみち 2025年7月号
■当たり前じゃない!選挙で投票できる権利
納税額に関わらず選挙に参加できるようになって100年。
女性が初めて選挙に参加できるようになって80年。
そして、18歳で投票できるようになって10年。
今、あなたは選挙に行く・行かないを自由に選べます。でも、それが当たり前ではなかった時代がありました。かつては、性別・年齢・立場によって投票の権利が制限されていたのです。選挙権は、長い時間をかけて、多くの人々の努力によって手に入れたものです。
今年は選挙のメモリアルイヤー。この節目の年に、「投票できることの意味」を考えてみましょう。
■あなたの一票が未来をつくる
「難しそう」「自分の一票で変わるの?」と、思うこともあるかもしれません。
でも、選挙はあなたの声を社会に届ける大切な手段です。進学、仕事、娯楽、SNSのルールでさえ、日々の暮らしのすべては政治とつながっています。
あなたの一票は、先人が勝ち取ってきた権利であり、これからの社会をつくる力でもあります。
自分の未来のために、あなたの一票を投票しに行きましょう。
●第50回衆議院議員総選挙全国意識調査
「棄権の理由」上位5つ(複数回答可)
(1)適当な候補者も政党もなかったから(28.6%)
(2)選挙にあまり関心がなかったから(26.3%)
(3)体調がすぐれなかったから(19.9%)
(4)仕事があったから(19.4%)
(5)選挙によって政治はよくならないと思ったから(18.6%)
■7月20日(日)は参議院議員通常選挙
素敵じゃね!票に希望を託すキミ
●投票できる人
(1)平成19年7月21日までに生まれた人
(2)4月2日までに尾道市に転入届をし、引き続き尾道市へ住所を有する人
●身体に障害のある人
病気やケガなどで字を書くことができない場合は、代理投票や点字による投票ができます。投票所の係員に申し出てください。
また、選挙人と一緒に、補助者・介護者等も投票所に入ることができます。
※昨年の衆院選において、「尾道総合福祉センター」で投票した人は、今回も引き続きこちらを利用してください。
※昨年の衆院選において、「長江中学校」で投票した人は、「尾道みなと小学校」に名称が変更となりますが、場所は変わりません。
●投票場所・時間
投票所入場券で確認してください。投票所には、入場券を持参してください。
※入場券を失くしたり、郵便事情により届かなかったりした場合でも投票できます。投票所で申し出てください。
●期日前投票
投票日に仕事やレジャー等で投票できない人は、期日前投票ができます。事前に入場券を切り取り、宣誓書を記入して持参してください。
NEW フジグラン尾道で期日前投票ができます
●気をつけましょう!
SNSなどでの送受信
SNSなどでの送受信は、情報の真偽を良く確かめましょう。
●投票手順
入口
↓
(1)受付
入場券を渡してください。
入場券を忘れた場合は伝えてください。
(2)名簿確認
選挙人名簿にのっている本人か確認します。
(3)投票用紙受取
投票用紙を渡します。
(4)投票用紙記入
記載台で記入します。
候補者の名前か政党・その他の政治団体の名称が掲示してありますので、正しく・はっきりと記入してください。
※候補者名や政党などの名称以外のことを書くと無効になる場合があります。気をつけましょう。
(例)候補者へのメッセージ・記号など
(5)投票
投票用紙を投票箱に入れます。
↓
出口
◇親子で選挙に行ってみない?
18歳未満の子は、保護者と一緒に投票所に入れます。
※受取・記載・投函はできません。
▼投票所に行けなくても投票ができます「不在者投票」
(1)指定病院・施設に入院・入所している人
施設内で投票できる制度があります。
(2)重度障害などで投票所に行くことができない人
郵便等による不在者投票により、自宅で投票できる制度があります。
(3)他の市区町村での不在者投票
選挙期間中に他の市区町村に滞在している人は、滞在地で投票することができます。
申込み:(1)は入院・入所している施設へ、(2)(3)は選挙管理委員会へお問い合わせください。
((3)は電子申請も可)
▼候補者の情報を掲載「選挙公報」
7月10日(木)の各新聞(中国・朝日・読売・山陽・毎日・産経・日本経済)に新聞折込するほか、市役所本庁・各支所などの公共施設でも配布します。
郵送での送付を希望する人は、申し出てください。
※すでに申し出ている人は不要。
問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】0848-38-9258