くらし 思いを引き継ぐバトンタッチ“事業承継”

■第1回「“事業承継”ってなんのこと?」
地域おこし協力隊 岡本 康太郎

安芸高田市でいろいろな方とお話していると、「事業承継って難しそうで、自分には関係ない」と思っている方が多いことに気付きました。
でも、ふと「いつものお店がなくなるかも」という視点で考えると、話はぐっと身近になります。
例えば、よく通っているパン屋さん、美容院、修理屋さんが、後継者不足で突然なくなったら―。
その喪失感は、意外と大きいかもしれません。
実は事業承継とは、会社の経営や資産、技術、思い、お客さまを次の世代へ引き継ぐ大切なプロセス。
家をリフォームして住み継ぐように、会社も新しい担い手がバトンを受け取ることで、地域の仕事や暮らしの知恵が守られていきます。
このコラムでは、全9回にわたって事業承継について、分かりやすく・身近に紹介していきます。
「もしかして自分にも関係あるかも」と思えるきっかけになればうれしいです。
地域の未来を守るために、今からできることを、一緒に探っていきましょう。

問合せ:商工観光課 商工係
【電話・お太助フォン】47-4024