- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県安芸高田市
- 広報紙名 : 広報あきたかた 令和7年7月号
■多発!屋内での熱中症に厳重注意を
熱中症というと屋外のイメージがありますが、実は発生の約3分の2が屋内。特に高齢者の方は要注意です。
◇気付けば室温が30℃以上に…!
救助に駆け付けた際、驚くほど室内が暑いケースも。暑さの感じ方には個人差があります。体感ではなく、温湿度計で管理をしましょう。
➡室温は28℃以下、湿度は70%以下が目安です!
◇発生のピークは7~8月
暑さが本格化するこの時期は、特に注意が必要です。節電を意識するあまり、熱中症予防を忘れないようにしてください。
➡我慢せずエアコンを活用しましょう!
◇高齢者は特に水分補給を
屋内での熱中症は60代以降の方に多く見られます。暑さや喉の渇きを感じにくくなるため、水分補給がおろそかになりがちです。
➡喉が渇いていなくても、小まめな水分補給をしましょう!
■消防署のひみつ図鑑
●命を守る“戦う服”!消防服のひみつ
火災現場や災害対応の最前線で活躍する消防隊員たち。彼らの体を守り、動きを支えるのが特殊な機能を備えた“戦う服”です。普段はなかなか見ることのできない、消防服のひみつに迫ります。
◇消防隊
・活動服
消防隊員が通常着ている服で、出動の時はこの服の上に別の服を着て現場に向かいます。仮眠時もこの服のまま仮眠を取ります。
・防火服
消防隊員が火災などの災害へ出動する時に着る服です。この服は熱に強く燃えにくい素材で作られていて、とても頑丈です。
◇救助隊
・救助服
レスキュー隊員が着る服で、現場でどこからでも目立つようにオレンジ色をしています。他の服とは違い、厳しい現場活動に耐えられるように肘や膝などには補強がしてあります。
・潜水服
海や川などで水難事故が発生したときに、潜水隊員が着る服です。ウエットスーツやマスク、シュノーケル、フィン、空気ボンベなどを着けて、水中で長い時間活動できるように作られています。
◇救急隊
・救急服
救急車に乗る救急救命士や救急隊員が着ている服。色は清潔感のあるグレーを基調としています。
・感染防止衣
救急現場では、予期せぬ感染症から自分の身を守るために、上下青色の感染防止衣、ゴーグル、マスク、手袋を着用します。
問合せ:安芸高田市消防本部・安芸高田消防署
【電話】42-0119・お太助フォン42-3952【FAX】47-1191