くらし 令和7年度 施政方針(抜粋)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 広島県府中町
- 広報紙名 : 広報ふちゅう 2025年4月1日(No.1134)
3月11日に府中町議会で発表した、令和7年度町政運営の方針や重点施策の概要をお知らせします。
詳しくは町HPをご覧ください。
府中町長
寺尾 光司
令和6年6月の町長就任後、「誰もが『暮らし心地が一番』と感じられるまちづくり」を基本的な考え方とし、公約に掲げた事業の実現に向け、町政運営を行ってまいりました。
令和7年度は、就任後初めての予算編成となりますが、第4次総合計画の最終年次であるとともに、令和8年度から始まる第5次総合計画へつないでいく重要年次となります。これまでの府中町行政を継承しつつ、暮らし心地を高める新たな取り組みも盛り込んで、着実に府中町をさらに発展できるよう目指してまいります。
令和7年は、被爆・終戦から80年という節目の年となります。世界の恒久平和と核兵器廃絶を発信していく取り組みを進めてまいります。
■予算概要
町の令和7年度予算は、第4次総合計画の最終年次であり、総まとめとして、これまで実施してきた事業の点検評価を行いつつ、適時適切な事業を実施していきます(主な事業は4〜5ページに掲載)。
予算の総額は、一般会計が223億8,600万円で、対前年度比19億8,900万円、率にして9.8%増の予算編成としました。当初予算の規模としては過去最大の予算額になりました。また、一般会計と4つの特別会計、下水道事業会計を合わせた予算総額は、344億5,900万円、率にして6.0%増の予算編成としました。
■主な歳入
歳入においては、町税は法人住民税の減収が見込まれることから対前年度比1億6,800万円減の81億2,400万円としました。
普通交付税と臨時財政対策債の合計額は対前年度比9億7,800万円の減となっています。町債は、減収補てん債、緊急防災・減災事業費、脱炭素化推進事業債を増額などすることから対前年度比15億7,100万円増の31億6,200万円としています。国庫支出金は、対前年度比5億5,100万円増の43億700万円としました。
一般財源の不足を調整する財政調整積立基金は、令和6年度3月補正予算で8億4,000万円を積み立てる一方で、令和7年度予算では8億7,200万円の繰り入れとしています。