くらし 市長コラム 希望の風(市長の部屋)

■花火が祝う令和3年の成人式(後編)
令和3年、コロナで中止になった成人式。
「どんな形でもいい、みんなで集まれる場を」との願いを受けた前田市長は…。

開催を断念した当時を思い返し、なんとかこの世代の皆さんの願いをかなえたいと、すぐに職員に相談しました。みんなでいろいろな案を出し合い、最終的に、当時の成人式の対象者を、関門海峡花火大会に招待することに決めたのです。
当日、歌手のHIPPYさん、ゆうちゃみさん、DJ KOOさんがサプライズゲストとして駆け付けてくださり、花火も過去最大の両岸合わせて1万8千発、3年目となるドローンショーも、昨年を上回る840機が夜空を美しく彩り…。下関21世紀協会を中心とした実行委員会の皆さんが知恵を絞り、工夫を凝らし、汗をかいてくださったおかげで、言葉では言い表せないほど盛りだくさんのお祝いの気持ちが詰まった「花火が祝う令和3年の成人式」となったわけです。
この企画に参加してくれた皆さん、きっと社会に出て活躍されていると思いますが、8月13日に下関に帰ってきてくれて、本当にありがとうございました。これからも、故郷下関を大切に思う気持ちを忘れずに、自分の選んだ道をまい進してください。
ご協力いただいたすべての皆さんに、改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。ありがとうございました。